外国人依存が進んでいるようです
2025年8月15日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
本日は終戦記念日です。
今日の平和と繁栄というのは尊い犠牲のうえにあります。戦後80年が経ちました。戦後の日本は平和憲法と自衛隊、被爆国とアメリカの傘への依存という矛盾はあると思いますが、日々の生活の中で自らの歩みを顧みて利他的精神でどう過ごしていくのかを考えるのも戦後80年の大きな意義だと感じています。
そんな本日ですが、当事業所「ねいろ」はお盆の期間も休まずに通常通り開所中です。
さて、日本人の約3割が65歳以上の高齢者になる2030年には、認知症患者数は高齢者の14パーセントの約523万人となり、高齢者の7人に1人が認知症患者になると推計されています。認知症の高齢者が尊厳を保ちながら、安全に人としての最低限の生活を送れるようにするためには、家族の負担、介護・福祉や医療従事者の労働というのは過酷なものになるかもしれません。
厚生労働者は、地域の医療や介護、福祉、ボランティアといった多職種連携を図りながら、住み慣れた家で認知症患者がその人らしい暮らしを送れるようにする、という方向性を示しています。しかし、家族の負担を減らす方法や家族の人権といった問題にまでは踏み込んでいないのが現状です。家族介護者の健康悪化や介護離職、場合によっては認知症患者への虐待といったケースが発生して家庭崩壊へと進みかねない問題も潜んでいます。今の社会の習慣や家庭環境を考慮した上で、有効な策を講じていかなければならないと思っております。
そんな中、人手不足が深刻な地方を中心に、外国人への労働依存が加速しているといいます。すべての都道府県で10年前より外国人労働者の割合が高まり、宮崎県など7県は4倍超となっています。建設業や医療・介護などの伸びが目立っております。地域経済を支える担い手との共生を進める環境整備というのも急務になるでしょう。政府は29年3月末までの5年間で特定技能人材を最大82万人受け入れる方針を示しています。27年からは技能自習に代わる新制度として育成就労も始まります。在留期間に上限がなく家族帯同も可能な特定技能2号を中心に、家族ぐるみで日本に住む人が増えることが想定されます。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。