特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

防犯対策の徹底!新しい防犯カメラの導入について

2025年10月16日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

第3回 感染症対策委員会ではインフルエンザ予防接種の日程の確認、感染症の流行とその対策、マニュアルの改訂と周知、日頃の感染症予防の対策の徹底を委員会で話し合う予定です。
10月に入って、インフルエンザの発生状況が流行開始の目安とされている定点当たり報告数の「1」を超えました。インフルエンザは利用者の方たちも含めて、職員にも重症化することがありますので細心の注意が必要となります。当事業所「ねいろ」では今後、宮崎県内での流行が考えられますので感染症予防対策の一環として少しでも早く予防接種をすることとします。
日程:令和7年10月23日(木)10:30から
利用者の方たちと一緒に職員も予防接種を受ける予定です。嘱託医の先生が当事業所「ねいろ」に来ていただき、事業所内で予防接種を行えるので助かります。
ご家族の方たちには当事業所「ねいろ」より案内を送らせていただいております。何か不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
最近では激しいせきが続く「百日ぜき」も流行しています。百日ぜきが原因で、感染力が非常に強い飛沫などで広がります。風邪症状から始まって、徐々にせきが激しくなるのが特徴的です。乳児は重症化しやすく、肺炎や脳症を併発することもあります。10代の子どもを中心に感染が広がっているので家族のいる職員には特に注意しなければなりません。

さて、10月15日にまたしても痛ましい事件が起こりました。元職員が老人ホームの利用者の方を殺害したもようです。
社会福祉施設の防犯対策というのは2016年7月に相模原市の知的障がい者施設「津久井やまゆり園」で発生した殺傷事件を機に強化されてきました。事件では元職員が窓ガラスを割って、施設内に侵入して入所者らを次々と刃物で刺して、入所者ら男女19人が殺害され、26人が重軽傷を負う惨事となりました。
厚生労働省は同年9月に福祉施設向けに防犯対策の強化を促す通知を出しております。侵入リスクに関する職員の理解促進や訓練の実施、防犯カメラやブザーなどの設備の設置、元職員や元入所者による不正侵入を防ぐために暗証番号やカギを随時変更するといった取り組みが挙げられます。
福祉や介護の業界では人手不足も深刻化しており、職員による見守りの強化にも限界があると感じております。入所者(利用者)の安全を確保するためには施錠の徹底といった基本的な対策を着実に実施することや、地域や警察などと日頃から情報を共有する体制を構築する努力が欠かせないのだと感じております。

それでは。

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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】