生産性の向上に大切なこと
2025年11月20日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
今、日本人の約8割ほどが日常的に疲労しているとの調査結果が出ています。疲れを癒したり心身の健康を保つためには、積極的に休むことを心掛ける必要があります。休養不足になると、それは疲労を招きます。その結果、仕事が終わらずに残業になってさらに休養不足になります。この悪循環は個人の問題だけではなく、出勤した従業員が心身の不調によって本来の生産性を発揮できない「プレゼンティーイズム」となってしまいます。この経済損失というのが近年大きな課題となっています。仕事の量の多さや人間関係のストレスが、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンといった脳内神経伝達物質の分泌を低下させることが分かっています。これらの不足が脳疲労やメンタル不調を引き起こすのです。
また、自律神経も疲労によって乱れます。交感神経が常に優位に過緊張状態になると、肩こりや便秘、不眠といった不調が表れやすくなります。疲労が蓄積するとホルモンバランスが乱れ、高血圧や糖尿病のリスクが高まることもあるようです。
疲労というのは痛みや発熱と比べて軽視されがちです。しかし、実は病気の前段階であることを知っておきたいですね。
ここで休養をとる必要性とその内容と目的を記しておきます。当事業所「ねいろ」では基本的に残業はありません。さらに、休みは日曜日と祝日です。いわゆる週休二日制をとっています。事業所としては、職員が元気に出勤してくれることを目指しております。よって、職員が休養の必要性に気づき、主体的に休むことで、その結果休んで良かったと思うことができれば、次もしっかりと休めるようになるはずです。休みで精神的なゆとりが生まれると、業務の生産性の向上にもつながるはずですからね。
(休息)
睡眠、休憩 → 脳と体を静的に休める
(運動)
軽い運動、ストレッチ、ウォーキング → 血流促進、自律神経の調整
(栄養)
バランスのよい食事、腹八分目 → 体の修復を助ける
(親交)
家族や友人との会話、ペットとの触れ合い → 孤独感の軽減、安心感の回復
(娯楽)
映画・音楽鑑賞、ゲーム、読書 → 仕事と関係のない楽しみに没頭
(造形・想像)
絵を描く、DIY、料理、瞑想 → 集中してストレスを忘れる
(転換)
旅行、外食、部屋の模様替え → 環境と気分を変えてリフレッシュ
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



