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2025年12月1日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
2025年の障がい者白書によると、国内の障がいのある方たちは約1,165万人いると推計されています。その中で企業で働くのは約67万人となっており、21年連続で過去最高を更新しています。障がい者の法定雇用率も段階的に引き上げられて、社会参加も徐々に進んでいるところです。2026年7月には現行の2.5%から2.7%に改定されることが決まっていますので、各社の採用活動というのはさらに活発になると思われます。
国は法定雇用率を満たす企業の割合を27年度に56%とする目標を掲げています。しかし、現実は24年時点の達成割合は46%に留まっています。厚生労働省によると、障がい者雇用のうち正社員の割合は43.1%で、25年5月時点である調査によると、78.1%が正社員を望み、成長や活躍を志向する割合も高く期待されています。
昨今、AIの急速な進化が労働力を再定義しています。単純作業から知的労働までAIにできることは一気に広がって、人間の仕事を補助する役割を持つまでになっています。労働力不足という構造的な制約を打ち破り、企業にとっては成長加速の武器になる可能性を秘めています。AIの普及というのは、私たちの働く意味を問い直しているような気がします。私たちのような支援業務、これはAIに代替できないと考えられていますが、5年後にはその前提も覆っているかもしれません。確かなのは、AIを使いこなす側に立つことが重要かもしれません。さらに、AIに積極的に触れることで、人間にしか果たせない役割を知る近道にもなりそうです。
話を戻しますと。。。強いストレスがきっかけで精神的に不調をきたし適応障がいになる場合があります。この強いストレスにおいては、うつ病や不安症においても発症をする原因となります。国際的な基準では強い精神的苦痛を体験したり、日常生活が著しく障がいされていたりする場合で、しかも他の精神疾患の診断基準を満たさない場合につけられる病名とされています。よって、軽い状態でもないのです。診断分類のICD-11では適応反応症とも言われ、反すうが特徴的な症状として挙げられています。この反すうとは頭の中で同じことを何度も繰り返し考えて先に進めなくなっている状態を指します。原因が分かれば良いのですが、多くの場合は原因が分からないままとなり、結局は自分を責めてつらい気持ちになってします。そうした状態においても、そばにいる人たちが寄り添い先に進めているかをチェックしてあげると現状を抜け出し、気持ちが少しは楽になるのかもしれませんね。
障がいのある方の雇用で大事なのは、周りの人たちのこのような気づきなのかもしれません。
当事業所「ねいろ」の求人が公開されましたら、HP上にUPします。
皆さんのご応募をお待ちしております。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



