現場の負担を減らすためのICT機器の導入について
2026年1月19日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
2024年の世界保健機構(WHO)の報告より
世界の溺死者は年間30万人になるそうです。全体としては子どもや若者が多いのですが、日本の場合は高齢者が大半を占めています。冬場の入浴事故が影響しているようで、10万人あたりの溺死者数あ5.8人と推計されいます。冷え込みが激しい今の時期に起こるのが急激な温度変化に伴って血圧が変動して意識障がいを起こすヒートショックです。入浴前に脱衣所や浴室を暖かくするなどして寒暖差をなくす工夫が必要となります。当事業所「ねいろ」でも脱衣所に暖房機器を備えてヒートショック対策を行っております。
ご参考までに、ヒートショックには2種類あることをお示しします。
血圧が上がったときに生じる山型
暖房が効いた暖かい場所から寒い脱衣所に移動したときに起こりやすいとされています。衣服を脱ぐと血管が縮んで血圧が急上昇することで、脳卒中や心筋梗塞などを発症するリスクが高まります。
血圧が下がったときに生じる谷型
熱い湯船から出る際に起きやすく、身体が温まると血管が広がり血圧が下がります。この状態から急に立ち上がると、水圧がなくなる影響も加わってさらに血圧が低下します。脳に十分な血圧が回らず、立ち眩みで浴槽内で転落したり、意識を失ってしまう危険が生じます。
毎日の入浴などは認知症の予防などに効果があるといいます。注意しておくことは、頭痛やめまいがするなど少しでも体調に異変を感じたりした場合は、浴室から出るか栓を抜いて溺れないようにすることです。また、入浴前に脱衣所や浴室を予め暖めておくことで、身体が感じる寒暖差を出来るだけなくすようにしたいですね。
目安とされているのは、湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までだそうです。利用者の方たちがご自宅で入浴する際には、同居しているご家族が入浴前に声を掛けるといった習慣付けをしていただければと思います。
介護・福祉現場では、ICT(情報通信技術)を活用して事故等を減らす取り組みが進んでいます。当事業所「ねいろ」でも新しくカメラぞう増設する予定です。大広間や各部屋にカメラを導入することで、職員は事務所のパソコン画面で居室内の映像を見守るほか、スマートフォンでも見守れることがメリットとしてあります。見守りセンサーなどを導入する施設というのは介護の現場では7割を超えたと聞きます。しかし、高いコストや操作の難しさが導入の壁となっているようです。事故を未然に防ぐことで事故等が減るということは、職員の安心感にもつながります。特に、私たちの福祉業界もそうかもしれませんが、介護職員というのは40年度に57万人が不足します。その時までに安心安全な施設として運営できるようにハード面の体制も整えておかなければなりませんね。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
カテゴリーcategory
事務長の独り言post blog
事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



