特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

誰ひとり取り残さない地域を目指します

2026年4月14日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

熊本、大分両県で災害関連死を含めて多くの方が犠牲となった熊本地震から本日の4月14日で10年となりました。この亡くなった方たちの約8割は、避難生活の疲労などを原因とする災害関連死だったといいます。この熊本地震は2016年4月14日の夜に前震が発生して、16日の未明に本震が起きました。観測史上初めて震度7を2回観測したことで大きな衝撃を受けました。熊本県の調査によると、避難者の約7割が車中泊を経験したとのことです。心理面を含む長期的なケアというものが時に必要だと感じます。そうです。心理的なケアというものは目に見えないので影響は大きいのです。心的外傷後ストレス障がい(PTSD)についても同様です。心の問題というのは簡単には解決できません。一度収まったように見えても、継続的に支援が必要なのです。
当事業所「ねいろ」では、利用者の方一人ひとりに【防災カード】の作成をお願いしております。一般的に利用契約の際に記入していただいているのですが、いま情報が古くなっている方たちもいらっしゃるので新しくご記入の依頼をお願いしております。皆さんには再度お手間をとらせますが、何卒ご協力をお願いいたします。
当事業所「ねいろ」では利用者の方たち一人ひとりに防災バッグを用意しております。その中に防災カードを入れて、万が一の時にこのカードを参考にして誰もが分かるよう・目に見えるよう共有化できるようにして支援を担っていただくように考えています。
さらに、当事業所「ねいろ」では一人ひとりの特性や支援に応じた防災マニュアルを定めております。これにより多くの特性に対応できるようにしています。具体的には、知的に障がいのある方や自閉症・発達障がいのある方用の防災マニュアルを作成しており、他には聴覚に障がいのある方用、肢体不自由の方用、内部障がいのある方用、難病の方用、視覚障がいのある方用、精神障がいのある方用を用意しています。マニュアル作成だけでは実際の災害に対応することは難しいとは思いますが、マニュアル作成に基づく訓練の実施をしていければ来る災害に備えられるのではないかと感じております。
さらに、当事業所「ねいろ」として出来ることは【福祉避難所】の協定です。災害時には利用者や職員だけでなく誰ひとり取り残さない地域を目指す必要があります。そのためには、高齢者の方や障がいのある方、また妊産婦の方、乳幼児等の在宅の要配慮者と呼ばれる方々まで支援できる体制を整える必要があるのです。
現在、宮崎市と福祉避難所の協定を締結している事業所は116施設といいます。そのうち25施設が障がい者支援施設または福祉サービス事業所なのです。この福祉避難所の運営に関する経費は災害援助法に基づき市が負担すると聞いております。
今後、当事業所「ねいろ」としても福祉避難所の協定を目指し、受け入れの協力を要請があった場合には対応できるようにしていきたいと思っております。福祉避難所が増えれば、災害発生時によって多くの要配慮者の支援が可能となるでしょう。
私たちにできることを少しずつ行っていければと思います。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】