病院の面会が緩和されるかもしれません
2025年12月4日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
インフルエンザが猛威を振るっています。
当事業所「ねいろ」でも、インフルエンザにり患した利用者の方がおりましたが、利用を控えていただいたりと保護者の皆さま方にはご迷惑をお掛けしているところです。いつもご協力ありがとうございます。
宮崎県の感染症週報によると、報告数は690人(24.6)で、前週比202%と増加し、例年同時期の定点当たり平均値*(1.5)の約16.4倍で、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めたとのことです。12月1日の国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所によると、変異型のサブクレードKと呼ばれるタイプのインフルエンザウイルスの感染が広がっているようです。私もよく分かりませんが。。。変異型の症状や重症度は従来のインフルエンザと大きくは変わらないといいます。しかし、今後の見通しのついては、高いレベルで流行が続くと考えられております。当事業所「ねいろ」でも引き続き感染症のまん延の防止策を徹底していきます。例年、インフルエンザは年末にかけて感染者が増加する傾向にありますが、インフルエンザの定点当たりの報告数は増加していますので、今後も続く可能性があるでしょう。
しかし、学会ではコロナ前の「通常」を促す指針を示しています。そうです。病院などの面会の制限が緩和されていくかもしれないのです。新型コロナウイルス感染症下で病院が院内感染防止のために設けてきた厳しい面会制限を緩める動きが出始めています。これには、リハビリ意欲が増進したとの声もあったり、専門学会は今秋に通常の面会を促す指針を公表しています。頻繁に顔を合わせたい患者や家族の思いは強いと思います。よって、病院側は対策に気を配りながら柔軟なルールを考えているようです。
新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが2023年5月に5類に移行して2年半余りが経ちます。学会は、面会の頻度や時間をコロナ前の運用に段階的に戻すように医療機関に検討を求めていますが、中には制限を残す病院も多いと聞きます。高齢者の方や基礎疾患のある方たちは重症化のリスクは高いからです。一定の制限を設けるということは感染症対策の観点からも妥当かもしれません。ひとたび感染が広がれば業務が増して新規の患者の受け入れにも支障をきたします。
当事業所「ねいろ」でも病院までとは言いませんが、未だある程度の制限は行っています。面会というのは患者や家族、患者が大切に思う人の生活の質を保つうえで重要だと思います。その機会が損なわれることは精神的な不安をもたらり、患者の方たちの権利を制約する可能性があります。だからこそかもしれませんが、感染状況を踏まえて、過度な制限にならないように柔軟な対応が必要として厚生労働省も10月に指針の内容を周知するように自治体に促しているようです。
私も長期療養中の友だちがいます。かれこれ3年くらい会っていないというか、面会に行けていない状態です。厳しい制限を設けているから会えないのです。これからは、病状や訪れる人の事情によって柔軟に対応する病院も増えてくるかもしれません。やむを得ない事情によって指定の時間や人数を超えたい場合は個別に相談していくのも良いのかもしれませんね。
人に会うことで、元気になったりある機能が回復したり、精神的なケアや家族の安心に繋がることもありますから。
久しぶりに会いたいなー!会える日を楽しみにしています。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



