特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

専門職を活かした支援について

2025年12月8日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

人知を超える勢いで進化を遂げる人口知能(AI)ですが、色々なビジネスの現場に浸透し始めています。AIが飛躍的に進化しているためなのか、今は哲学の重みが増しているといいます。これには、AIはいずれ与えられた最終的な目標に向かって自ら計画を立てて、必要なタスクを自律的に実行するようになるみたいでそのときに、AIの根本的な判断を左右するのは開発者の思想にほかならないからだといいます。新たな時代に差し掛かり、このAIがもたらす予測不能な未来に、既存の価値観では対処できなくなってくることも予想されています。
ここに、AI開発のジレンマを巡る思考実験があります。
皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、「トロッコ問題」というものです。
【暴走するトロッコが線路上で作業する5人の作業員に向かっています。AIがポイントを切り替えれば別の路線に誘導できますが、そこには別の作業員が1人います。】
さあどうするか?
正解はありません。しかし、そこには説明責任を果たすことができること、そして透明性であること、などが求められると思います。

当事業所「ねいろ」での会社として、そして事業所としての責任はこうです。
【設立趣意】
特定非営利活動法人Re・Lifeでは、障がいを持ちながら成長し大人になっていく方たちを応援するために日中一時支援事業と生活介護事情を併設して開所しました。
【基本理念】
Ⅰ 利用者の個性を重視したサービスの提供
Ⅱ 専門職を活かした支援
Ⅲ 地域との協働と社会貢献
当事業所「ねいろ」ではこうした理念を掲げ、現在利用者22名を支援させていいただいております。
特に、Ⅱ専門職を活かした支援としては職員の資質の向上と資格取得を目指す計画を推進しております。日頃から利用者の方たちの満足度向上のために利用者の方に提供するサービスの質の向上を目指し、職員の職務内容等を踏まえ、職員のみんなと意見を交換しながら、資質向上のための目標並びに具体的な取り組みを検討しているところです。当事業所「ねいろ」では、少人数の事業所であり役割などのポストが限られていることから、キャリアパスの概念を賃金体系にそのまま当てはめることが困難であります。よって、職員の資質向上を目標として取り組んでおります。
現在、介護福祉士の養成講座を受講して先日修了証が届いた職員がおります。当事業所「ねいろ」では資格取得のための支援策として、受講料については一部まてゃ全額を会社が負担し、研修受講のための勤務シフトの調整を行っております。
これが、当事業所「ねいろ」の基本理念に基づく職員の資質の向上のための目標です。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】