特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

健康経営を進めていくために

2026年2月25日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

日銀短観の雇用人員判断D.I によると、近年は多くの企業が人手不足感を持っているようです。その背景にあるのは人口構造の変化です。少子高齢化によって働き盛りの世代の人口が急減して団塊世代の大量退職も重なり、景況感以上に人手不足が深刻化していると考えられています。
当事業所「ねいろ」でも少なからず影響を受けております。しかし、ありがたくも求職者の皆さんが当事業所「ねいろ」を選んでいただいており、採用は比較的スムーズに行っております。
この間、労働力人口は女性とシニアの就業拡大によって増えてきたように感じます。15~64歳の女性の就業率は直近で7割、男性60代後半も6割以上と、主要先進国の中でもトップクラスです。AIやロボットによる省人化で失業者があふれるという予測もありますが、日本は少子高齢化による人口減少先進国であって人手不足が先に来るのか、AI・ロボットで労働を代替する体制が先に整うのか、その競争をしているのが今の現状です。
これからの課題は、人口減少の負の影響をAIやロボットでどこまで補えるかであって、産業や企業を超えて適切な人材配置と生産性向上を進めることが、日本社会が持続可能であるための条件になってくるのではないでしょうか。
当事業所「ねいろ」でも先日、ある職員が支援中に腰を痛めてしまいました。労災を申請しましてある一定期間のお休みを取得した後に復帰しました。しかし、コルセットを装着しながら業務に従事する必要があるため、しばらくは様子を見ながら仕事をしてもらうことになりそうです。
皆さんは【ロコモ】をご存知でしょうか。
骨や関節、筋肉、神経などの運動器の障がいのために移動昨日の低下を来した状態を「ロコモティブシンドローム」=ロコモといいます。ロコモが進行すると、転倒につながり、骨折や要介護となるリスクが高まります。
先にお伝えしたように、労働現場に占める高齢者の比率が高まっています。その一方で、高齢化による内科的疾患だけでなく運動器疾患が増加していると聞きます。ロコモティブシンドローム(ロコモ)と呼ばれる身体的リスクに起因する労働災害が企業の健康経営を脅かす問題として浮上しています。
自分は健康だと思っていても、骨粗しょう症や関節の疾患、脊椎の疾患などが高齢化に伴い出てきます。特に骨粗しょう症は、自覚がなくても骨が減っているので、今までなら労働災害にならないレベルの転倒でも、骨折になる場合があるので注意が必要です。
当事業所「ねいろ」でもこれからは本気で健康経営を進めていかなければならないと感じています。そのためにもこの「ロコモ」対策が必要になってきます。転倒や骨折は長期療養につながりやすく、職場離脱や医療費負担に跳ね返ってきます。事業所としても職員の運動による筋力維持を積極的に促し、定期的な骨密度検査などを通して、長く働ける土台作りを進めることが重要だと思います。また、体力年齢や運動機能を見える化することで、運動の必要性を本人が実感しやすくなります。事業所にとっても、働く世代の体力の現状を把握する手がかかりになります。
生涯現役社会に向く中で、ロコモ対策は労災の予防を通じて、事業所の生産性向上や一人ひとりのウェルビーイング(心身の健康と幸福)にもつながると考えています。

それでは。

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宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】