感染症の予防及びまん延の防止のための指針~標準予防対策の徹底~
2026年10月9日
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
2026年10月9日現在、宮崎県ではインフルエンザが急増しています。最新公表値は、第40週(9月28日~10月4日)の定点医療機関28か所からの報告198人、定点当たり7.07人です。前週の85人から約2.3倍に増え、例年同時期の約29倍となっています。
ただし、198人は県内全体の感染者数ではありません。指定された定点医療機関からの報告数であり、本日までの実際の患者総数は確認できません。2025年第15週から定点数が変更され、全国的な罹患数推計も当面停止されています。
最新の感染状況
感染症 最新週の報告数 前週 状況
インフルエンザ 198人 85人 急増
新型コロナ 14人 10人 増加
RSウイルス感染症 28人 41人 減少
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 20人 13人 増加
感染性胃腸炎 81人 52人 増加
インフルエンザ患者の約6割は15歳未満です。地域別では延岡保健所管内が定点当たり25.0人と特に高く、宮崎市5.33人、都城3.50人、日向8.00人などとなっています。
的機関から宮崎県の患者数を具体的に予測した数値は、現時点では公表されていません。
私の見立てでは、県内報告数が1週間で約2.3倍に増えている、定点当たり7.07人で注意報の参考基準10人に近づいている、15歳未満が約6割を占めて学校や家庭を通じて広がる可能性がある、本来の流行期である冬に向かう時期であるために今後1~4週間は増加または高い水準が続く可能性があります。
一方、全国では第39週に前週比85%へ減少しており、宮崎県も必ず増え続けるとは断定できません。現在は「注意報基準未満ですが、急増しており警戒が必要な段階」と考えるのが妥当です。ちなみに宮崎県では8月にすでに流行開始の目安を超えています。
事業所で直ちに確認することは、利用前・出勤前の発熱、咳、倦怠感の確認、手洗い、換気、咳エチケットの徹底、発熱者を無理に通所・出勤させない連絡ルール、家族、主治医、協力医療機関への連絡手順の再確認、感染者発生時の動線分離、職員配置、BCPの確認、本人・家族の意思と医師の判断を踏まえた予防接種の検討です。先日の10月6日(火)には当事業所「ねいろ」でインフルエンザの予防接種を行ったばかりです。
当事業所「ねいろ」で定めている「感染症の予防及びまん延の防止のための指針」にはこうあります。
【支援にかかる標準予防策】
・感染症の診断の有無にかかわらず、血液、汗を除く体液、分泌物、排泄物、粘膜及び傷のある皮膚は感染源となり得るものとして扱います。接触する可能性に応じて手指衛生と防護具を選択して感染が疑われる場合は感染経路別の対策を追加します。
・利用者の方に触れる前後、清潔な処置の前、体液等に触れた後、利用者の方周辺の物品に触れた後及び手袋を外した後に手指衛生を行います。食事・調理の前、排せつ介助の後にも実施します。爪は短く保ちます。指先、指間、親指、手首まで洗い、十分に乾燥させます。
・目に見える汚れがある場合や嘔吐・下痢への対応後は、液体石けんと流水による手洗いを基本とします。その他は適量の擦式アルコール製剤を手全体に擦り込み、乾燥させます。手袋は手洗いの代わりになりません。利用者の方には、出来る動作を生かして手洗いを支援します。
利用者の方や職員を感染から守るためには、基本的な予防方法である「標準予防策」を徹底していかなければなりません。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



