特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

感染症予防・まん延防止の対策について

2023年9月15日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

「AIに奪われない仕事のスキルを身につけよう」とリスキニング(学びなおし)希望者が急増しているみたいですね。
AIに奪われない仕事のスキルでは、ハードスキルとソフトスキルがあるそうです。ハードスキルというのは、プログラミングや管理会計など、専門的なテクニカルスキルをいいます。一方で、ソフトスキルとは新しい事業アイデアの創出や他者とのコミュニケーションなどのビジネススキルをいいます。
人間ならではのソフトスキルは今のところAIが代替していく将来像は見えていないらしいです。他者と協働して新しいビジネスを立ち上げるといったことは、人間の専売特許なのかもしれません。
日本ではDX(デジタルトランスフォーメーション)、AIという言葉が脚光を浴びるたびに、新たにDX推進人材の育成やAIを使いこなせる人材といった言葉で知識(ハードスキル)を身につけようという動きが出てきております。
AIによる危機感から身を守るために学び続けるのは大切だと思います。しかし、単に新しい知識の習得ではいずれAIに追い越されてしまうでしょう。
人間のみが保有できるこのソフトスキルを磨いていき、当事業所「ねいろ」も個人のキャリアを磨いていっていただければと思っております。

さて、新型コロナウイルスという感染症の件です。再び猛威をふるっているような感じがします。
この2年間で新型コロナウイルスの後遺症が甚大な影響をもたらしたことが分かってきました。コロナ後遺症は患者の方の生活の質に影響するだけでなく、労働参加や経済の生産性、社会のウェルビーイング(心身の健康や幸福)にも影響する可能性があるみたいです。後遺症に苦しむ人は世界で6,500万人、全感染者の10人に1人となっております。
通常はコロナ発症から3か月経った時点に後遺症がみられて、少なくとも2か月以上継続するものとされております。一般的な症状は、倦怠感や息切れ、ブレインフォグと呼ばれる認知機能障がいなどがあります。
「喉元過ぎれば熱さは忘れる」
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5月に季節性インフルエンザと同じ5類に移行しましたが、災害と同様、いつ起きるか分からないリスクに平時から備えを万全にしておかなければいけませんね。

全障がい福祉サービス事業所は、令和6年3月31日までは「感染症予防・まん延防止」の対策は努力義務ですが、令和6年4月1日からはこの取り組みが義務化されます。
当事業所「ねいろ」では早急に対策を講じるとともに、マニュアル整備に取り掛かっていきたいと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】