特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

新型コロナウイルスとインフル同時流行が予想されています

2023年10月26日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

令和6年4月から義務化される感染症マニュアルの再整備に向けて準備をしているところですが、昨年の新型コロナウイルス感染症の第9波と呼ばれた流行は10月に入って収まりましたよね。しかし、今年の冬は「第10波」が起きるとの予想もあります。
油断はできないのです。
季節性インフルエンザの感染者は増え続けております。コロナとの同時流行も懸念されているところです。年末年始の休診が多い時期に感染者が急増すれば、行き場を失う恐れもありますからね。
しかし、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5月に5類に移行して、新規感染者数の全数報告がなくなったために正確な実態の把握が難しくなっております。
感染者の割合?数?定点での数字を見ても、ピンとこないのは私だけでしょうか。
情報発信が減って実感がわきにくいのですが、8月終わりから9月初めごろが第9波のピークだったらしいです。
発熱で医療機関を受診しようとしても断られたり、検査を受けられなかったりした例もあるようです。これは、医療機関が他の患者と動線を分けるなど対策に追われるのを嫌ったためみたいです。
私たち受診する側も以前ほどの切迫感はないと思います。コロナかどうか不明なまま、せきや喉の痛みがあったらとりあえず風邪薬を処方してもらって普段通りに過ごす。このような人も多いのかもしれません。実際、今マスクを着用していない人も多くみられます。
治療薬は9月まで全額公費で負担しておりましたが、10月からは3,000円~9,000円の自己負担が求められるようになっております。このことから、薬を望まずに医師も説得してまで出そうとはしないケースが増えるとの見方もあります。
インフルエンザの流行はというと、10月9日~15日の週に警報レベルを超えた区域は16都道府県に及びました。特に3歳以下の小児はコロナ対策の効果もあってインフルエンザが下火だった時期しか経験しておりません。これは何が危険かといいますと、免疫をもたずに重症化する可能性があるということです。
今年はアデノウイルスが原因で、感染力の強い咽頭結膜熱(プール熱)や流行性角結膜炎も多いとのことです。色々な感染症が重なっても対応できるよう、日頃からの感染症対策が大切なのですね。
今一度、手洗いとうがい、手指の消毒など出来ることを徹底していきましょう。

当事業所「ねいろ」では、明日の午後インフルエンザの予防接種を行います。
嘱託医の先生が事業所に来て予防接種をしてくれることになっております。
10月27日 13時30分から 場所:当事業所「ねいろ」宮崎市大橋二丁目167番地
※予診票を忘れずにご持参ください。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】