健康経営のすすめ
2025年1月23日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
当事業所「ねいろ」では昨年末から今年に入り職員の怪我などがありました。一人目はクリスマスの飾りつけの最中に脚立が傾いて腰と足を強打して足の指にひびが入ってしまいました。勤務中の事故であったためにすぐに労災の申請を行いました。今も定期的に整形外科に通院中です。もう一人はお風呂介助中にぎっくり腰になってしまいました。普段から運動はしている職員だと思いますが、すぐに病院へ診察に行ってもらいました。腰痛持ちだったのかは分かりませんが、心配になります。
ところで、日本の人口は2056年に1億人を割り込むとの予測があります。24年12月に国が発表した22年の健康寿命は
男性 72.57歳
女性 75.45歳
生産年齢人口(15~64歳)の減少が続く中、働くシニア層は貴重な存在となります。70歳以上まで働ける企業の割合は23年に40%を超えている状況なのです。
健康であること、それは今やとても重要なことです。
私もジムに週一で行っていますが、筋肉に重い負担をかけている時というのは、雑念は消えて「今ここに」集中できます。これは瞑想に似たマインドセットのようなものだと勝手に思っています。このおかげで、意思決定などのスピードと質が高まることもあるようなないような。。。
運動習慣がない人の筋力は加齢とともに年1%ずつ衰えて、70歳になると30歳時点から約40%ダウンするということを聞いたことがあります。
筋肉は老化防止に関係する生理活性物質を分泌するために、年齢を問わず筋トレを続けることが健康寿命に直結して医療経済効果も見込めるとの見方もあります。
「人の人生は、重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず」健康オタクなどと言われて当時では異例の75歳という長寿を全うした徳川家康の教訓によれば、私たちも共感が出来るところもありますよね。
実際に私の知り合いの会社でも健康経営を実施しています。経営者の方も煙草をやめてジム通いに精を出していると聞きます。また、従業員の方たちに福利厚生の一環としてジムの利用料を会社で負担しているとのことです。
2050年代、のんびりと暮らす老後のイメージは過去のものとなっているかもしれません。定年の延長や撤廃が加速するなか、生涯現役を貫くには身体が資本なのです。それには、健康的に日常生活を送ることができる健康寿命を延ばすために筋肉量の維持というのが欠かせないのだと思います。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。