コンパクトシティ化
2025年1月24日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
現代の日本は人口減少やデジタル化など大変革時代の渦中にあるといいます。特に大きな問題が、少子高齢化による労働人口の減少でしょう。稼ぐ人や消費する人、保険料を払える人が減少して高齢者が増えていく。
このままでは日本の総人口は2070年には9,000万人を割り込み、15年度の2040では65歳以上が全人口の35%になり、労働人口は2020年から2030年の10年間で約433万人が、さらに2040年までの10年間でその約2倍、860万人が減少するという予測があります。
先のブログでもお伝えしましたが、これから私たちが大切にすべきことは、「健康寿命の延伸」だと思います。健康寿命の延伸によって元気に活躍する高齢者の方たちが増えるのです。健康であることが、社会全体の問題を解決してくと思います。
まずは自分の健康は自分で守る事が大切です。ヘルスリテラシーというものを向上させて正しい知識を身につけることも必要です。そして自分の健康を正しく守らなければなりません。いわゆるセルフメディケーションの考えです。
そして、政府は商業施設や住宅などを市街地に集約する「コンパクトシティ」づくりに向けての計画を促していきます。これは、人口減少や高齢化が進む中で、一定の人口密度を保つことで公共サービスなどを維持できるようにする狙いがあります。
人口が減り人口密度が低下するとスーパーのような商業施設は立地が難しくなり、生活に支障をきたします。さらに、インフラや行政サービスのコストもかさみ、将来の税収が減って維持費というのも重荷になります。こうした問題を解消するために政府は市街地への集約を目指しています。
2050年時点で全国の8割の地域で人口が30%以上減り、このうち無人となる地域は2割になるとの試算もあります。宮崎県や宮崎市もそのうちの一つかもしれません。
コンパクトシティづくりは急傾斜地のふもとのような危険な場所から住民を移住させて、災害リスクに備える狙いもあるといいます。今後は、病院や商業施設など公共性の高い施設を中心部に据えていくことが予想されます。また、公共交通機関についても中心部にネットワークを形成していくと思います。お隣の熊本県熊本市では、バスで重複する路線を再編して効率化し、公共交通の沿線に居住を誘導しております。大阪府枚方市は、拠点となる駅の周辺で公立保育所を整備して、その他の保育所は民営化としております。
このように、私たちが行っている福祉サービスは必要不可欠であり、私たちはエッセンシャルワーカーであります。今後、施設移転をする際は、やはりこのようなことを念頭に置いて進めていかなければならないと感じております。不便さにより利用ができない、利用したいのに利用できないといった方々は絶対に出してはいけません。
これからの福祉サービスの在り方をもっともっと深堀りしながら、今後のことも含めて考えていきたいと思います。
やはり、【ねいろタウン】が必要かな。。。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。