特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

ノロウイルスの予防法

2025年12月16日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

昨日から、利用者の方やその利用者のご家族がインフルエンザにり患したとのことで欠席のご連絡をいただいたり、求人の問い合わせがありまして見学を希望されるご連絡をいただいたりしております。インフルエンザ等の感染症については、当事業所「ねいろ」が定める感染症のマニュアルの通りにご利用を制限せざるを得ない場合があります。当事業所「ねいろ」のような事業所では、大規模な集団感染を起こすことが考えられます。特に、重症化するリスクの高い方が居る場合においては、日頃の健康管理や環境の向上に努め、事業所内に例えば急性呼吸器感染症などを引き起こす病原体が持ち込まれないようにすることが大切だと考えております。当事業所「ねいろ」ではこの時期は平時から感染対策の徹底を行っており、感染拡大を未然に防ぐようにしております。利用者のご家族の方々からはいつも早くに体調が悪化した旨を連絡いただいており心から感謝申し上げます。引き続き、今後の感染拡大に備えて、今まで通り若しくはこれまでに行ってきた以上の感染対策の徹底をしていきたいと思います。
また、この時期冬の食中毒には十分に注意が必要です。ウイルスや細菌に汚染された食品が引き起こす食中毒。さまざまな食中毒が一年を通して発生していますが、特に冬に注意したいのが「ノロウイルス」による感染です。ごくわずかな量のウイルスで感染してしまうため、あらかじめ予防と対策を覚えておきましょう。
ノロウイルスは感染力が強いことで知られています。感染すると、24~48時間の潜伏機関の後、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れます。また、口から体内に入ったノロウイルスは小腸粘膜で増殖します。そのために、感染者の嘔吐物や便にはノロウイルスが多く含まれています。わずかな量でも感染するため、感染者が嘔吐した時に舞い上がった空気中のウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した場所に触れた手を介して口に入ったりすることで、ノロウイルスに感染して症状が現れることがあります。
さまざまなウイルスや細菌が食中毒の原因となりますが、食中毒の三原則というものがあります。それは、「つけない」「増やさない」「やっつける」です。この行動を習慣化して、食中毒の予防に繋げましょう。特に、手というのは病原体の運び屋と呼ばれています。よって、まずは正しい手の洗い方を身につけることが必要です。帰宅後、トイレの後、調理前、食事前などは必ず行う必要があります。また、十分に加熱すると病原体を死滅することができることは皆さんも知っていることと思います。「中心温度75度・1分以上」です。
当事業所「ねいろ」においては、インフルエンザなどが流行しておりますが、正しい手洗いや加熱で感染症全般を予防したり、次亜塩素酸ナトリウム消毒液を玄関に置いて散布したり、小まめな消毒でノロウイルスを撃退しております。さらに、栄養バランスのとれた食事や適度な運動を行い、十分な睡眠を心掛けていきたいものですね。

【食中毒の3原則】
1.つけない
正しい手洗いを行い、食材や調理器具をしっかりと洗浄する、調理器具を使い分ける
2.増やさない
調理を温かい状態で放置しない、すぐに食べない料理は浅型の保存容器などですばやく冷蔵・冷凍する
3.やっつける
食材は中心部温度75度で1分以上加熱する、調理器具は定期的に熱湯や塩素系漂白剤で消毒する、キッチン全体を清潔にする

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】