特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

【9月は障がい者雇用支援月間】共生社会に向けて

2025年9月2日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

9月は【障がい者雇用支援月間】です。私たちのような事業所や事業主の方々、そして何より広く皆さんに対して障がい者雇用の機運を醸成し、障がいのある方たちの職業的自立を支援するために、厚生労働省や独立行政法人高齢・障がい・求職者雇用支援機構をはじめとする関係機関が協力して、色々な啓発活動を行っています。
例えば、就労を希望する障がいのある方への支援としては、ハローワークが中心となって私たちのような福祉施設、専門機関などと連携して就労から職場定着までを支援しています。これをチーム支援といっています。さらに、馴染みのない方も多いかと思いますが、ジョブコーチ(職場適応援助者)による支援事業も行っています。各都道府県に設置・運営している地域障がい者職業センターなどでは、障がいのある方が働く職場にジョブコーチが訪問し、障がい者と企業との双方に対してきめ細かな人的支援を行っています。また、トライアル雇用というものもあり、まず短期の試行雇用で仕事や職場を経験した後に一般雇用への移行を促進していたり、障がいのある方の職業生活における自立を図るために障がい者職業・生活支援センターにおいて雇用、保健、福祉、教育など地域の関係機関のネットワークを形成して職業面と生活面における一体的な支援を行ったりしております。私たちのような福祉事業所では、障がい者総合支援法に基づく福祉サービスとして、一般就労を希望する障がい者を対象とする就労移行支援や、一般就労が困難な障がい者を対象とする就労継続支援、一般就労に移行した障がい者を対象とする就労定着支援を実施して、就労や生産活動の機会の提供、就労に必要な知識及び能力向上のために必要な訓練を行うなどの支援を行っています。そのほか、相談、支援機関の紹介など、様々なことに取り組んでおりますので、ご不明な方は当事業所「ねいろ」に何なりとお申し付けください。
事業主の方におかれましては、以下の資料「はじめての障がい者雇用~事業主のためのQ&A~」がとても参考になると思います。是非ともご一読ください。
https://www.jeed.go.jp/disability/data/handbook/q&a/#page=1

「マルハラ」と呼ばれることがあるように、文章の末尾に読点がついていると圧迫感を抱く人がいるといわれています。これには私は最初は驚きましたが。。。
ハラスメントと言うと極端な感じはしますが、人間関係では受け手の気持ちに配慮した言い方を考えることが非常に大切です。これは基本中の基本だと思います。孤独感を和らげて気持ちを落ち着けるというチャットポットの役割を考えると、読点を外した方がよいかもしれませんが、孤独はみんな苦手をしています。心理的に孤立にならないよう、そして【当たり前】って人によって違うという認識を持って9月はすべての人が障がいの有無に関係なく生き生きと働くことができる共生社会に向けて、皆さんのより一層のご理解をいただければと思います。

それでは。

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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】