特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

当事業所「ねいろ」は育児を応援する職場です

2025年9月3日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

AI(人工知能)の業務への応用が進んでいるといいます。
自律的に仕事をこなすようになれば、人はより付加価値の高い業務に注力でき、人手不足対策にも繋がるかもしれません。今や日本は他外国に比べて高齢化が進み、労働力不足が深刻なだけに、業務の自動化・効率化を通じて人手不足を補完し、限られた人材で最大の成果を出す仕組みの構築にもつながるかもしれません。最低賃金においても、どうやら引き上げ幅が決定しそうです。全国でみても2010年代は最低賃金は国の目安に上乗せしても数円程度、5円を超えることはめったになかったといいます。しかし、今年の最低賃金は、国の目安を上回る金額での決定が相次いでいます。
気になる宮崎県はどうでしょうか。
最低賃金  : 1,023円
引き上げ額 :    71円
発効日   : 令和7年11月16日予定
当事業所「ねいろ」ではこの最低賃金の引き上げに合わせて、職員の給与を改定しています。今年も見直しの時期になりましたね。当事業所「ねいろ」の採用情報にもありました通り、求人の募集を現在ストップしております。職員の充足に伴うことと、育児休業から復帰する職員がいるためであります。
たくさんのご応募ありがとうございました。次回、欠員や職員の増員が必要になった場合には求人募集を公開したいと思いますので、その時は是非ともご検討をお願い申し上げます。
育休制度は1992年に始まりました。子育てというのは育休後にも長く続きます。子どもを持ったことでキャリアや収入などが不利になることは当事業所「ねいろ」ではありません。いわゆる「チャイルドペナルティ」というやつです。日本は先進国のなかでも家事・育児分担の男女格差が大きいといいます。それでは職場で力を生かせず、少子化の要因にもなりかねません。政府の24年の試算では、女性が出産後も正社員で就労継続した場合と離職した場合では、世帯の生涯可処分所得が約1.7億円も違ったのです。
今の若い未婚世代が考える女性のライフコースの理想・期待というのは「両立」が最多なのです。パートナーと2人でお互いのキャリア形成を重視したいという意識の強さを示す調査結果もあります。当事業所「ねいろ」ではそうした観点から、働き方の見直しを行い、恒常的な長時間労働の見直しはもちろん、短時間勤務制度の導入、キャリア形成を育めるように会社がサポートしたり、リスキリングや趣味に打ち込みたい人、持病などがある人など様々な人が自分なりの両立を確立できるようにしていきたいと思っています。いまの企業は男性の育児休業取得率などの公表も求められるようになっています。これからはより一層企業を見極める目も厳しくなると思います。両立を目指す若い人達を不安にさせない職場、社会づくりが個人の幸せはもちろん、企業や事業所の成長のためにも人口減対策としても必要なことではないでしょうか。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】