特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

防災への対応~障がいに応じた対応について~

2026年7月29日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

令和8年7月28日に起きました2028年熊本地震で被害に遭われた方々におかれましては、心からお見舞い申し上げます。当事業所「ねいろ」でも夕方の送迎時間にこうした大きな地震が起きて、大変驚きました。何より職員と利用者、施設等に被害がなくて心から安堵したのを覚えています。熊本では震度7を2回観測した地震が起きてから10年が経ったところです。今も爪痕が残っている地域をまた巨大な災害が襲いました。最大震度は7だったといいます。いずれ起きると言っている南海トラフ地震の心配を感じ、私にはとても不安になりました。。。
九州地方は猛暑に見舞われて、気象庁は今後2週間、平均気温よりもかなり高い状況が続くと予想されています。また、台風シーズンも到来しそうです。被災地では大雨によって地盤が緩んだり、土砂災害などが起こりかねません。
当事業所「ねいろ」に定めているマニュアルにはこうあります。
大きな地震に見舞われたときは、施設が孤立する恐れがあります。導入路が土砂崩れ等で遮断されて、人、モノの出入りができなくなることが想定されます。さらに、電気や水道、ガス等が使えなくなることや、被災によって施設の建物が使えなくなることがあり得ます。そのような厳しい被災を前提に、対応を検討すべきです。現に、スーパーなどでは食料品や日用品等が品薄状態だと知人が言っておりました。。。
また、九州各県で災害対応の本部を立ち上げたと聞きます。被害状況の確認などを進めているようです。宮崎県においては危機管理局の職員が民間企業から収集するSNS情報なども参考にしているようです。災害派遣医療チーム(DMAT)など今後支援の動きが活発になると思われます。
避難弱者の方たちのために、皆さんが知っておいてほしいことを書き記しておきます。参考にしていただければ幸いです。
知的障がいのある人のために
①日頃から非常持出袋に、服用している薬の処方箋の明細や、薬局からの投薬説明文をコピーして、入れておきます。服用する際に独自の方法を用いる薬(たとえばオブラートを使用するなど)の場合、その旨も防災カードに記載しておきます。
②笛やブザーなど、自分が助けを求めたり、安全を確保するために必要な物を身につけます。
③身の回り品や食べ物に、特別なこだわりを持っている場合は、そのことを周囲の人たちに理解してもらいます。
④災害時に支援が必要な内容を書いた防災カード(付録を参照)や、身元、連絡先などが確認できる名札などを、常に携帯するか、衣服などに縫いつけておきます。
⑤避難場所に実際に行ってみるなど、避難場所を憶えておくよう心掛けます。
[支援する方々へ]
知的障がいのある人の中には、環境の変化を理解できずに気持ちが混乱したり、状況に合わせた行動ができない人がいます。また、中には治療や投薬が欠かせない人もいますので、障がいの状況に応じた支援を行います。
精神障がいのある人のために
①日頃から非常持出袋に、服用している薬の処方箋の明細や、薬局からの投薬説明文をコピーして、入れておきます。
②家族にも、医療機関からの指示や緊急時の対処法等をよく理解しておいてもらいます。
[支援する方々へ]
精神障がいのある人の中には、心理的に孤立してしまう人もいます。そのため、知人や仲間と一緒に生活ができるよう、避難所職員に配慮を求めるようにします。また、疲労や精神的な不安は、災害直後よりもしばらく経過した後の方が強くなってきます。薬を正しく服用しているか注意し、身体や心の調子に何らかの症状が出た場合は、早めにかかりつけの医師に相談するようにします。一緒に生活している家族や保護者の苦労を理解し、避難所などで一緒に生活できるよう、思いやりをもって支援します。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】