特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

事業所で備えるインフルエンザ対策―感染を持ち込まない・広げないために

2026年9月14日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

当事業所「ねいろ」では早くもインフルエンザ予防接種の予定を立てております。今年は流行が早いとのことで事業所としても早めの対策を行わなければならないと感じている次第です。インフルエンザは、毎年12月から翌年の2月頃にピークを迎えていましたが、近年その時期がだんだん早まって、2025年のピークは11月でした。予防としてインフルエンザワクチンの接種が推奨されますが、接種が遅れると体に免疫ができる前に感染してしまう可能性が高まるため、接種のタイミングが重要となります。かかりつけ医の先生や看護師曰く、今年はインフルエンザの予防接種は2回接種した方が良いだろうとのことですので、当事業所「ねいろ」としてもそのように対応していきたいと思います。嘱託医の先生が事業所にて予防接種を行ってくれますので、また改めてそのご案内はいたします。

インフルエンザ対策で大切にしていることは、「事業所へ持ち込まない」「事業所内で広げない」「感染を外へ持ち出さない」という三つの視点です。
インフルエンザは、ウイルスによる感染症です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、強い倦怠感などが比較的急に現れ、咳、鼻水、のどの痛みを伴うことがあります。飛沫、エアロゾル、接触などによって広がり、高齢者、基礎疾患や免疫機能の低下がある方は重症化に注意が必要です。
予防の基本は、利用前・出勤前の健康確認、石けんによる手洗い、咳エチケット、換気、手すりやドアノブなど共用部分の衛生管理です。ワクチンには発症の可能性を低くし、重症化を防ぐ効果が期待されますが、感染を完全に防ぐものではありません。よって、インフルエンザ予防接種については本人・家族の意思と医師の判断を尊重しています。
「急な発熱や強い倦怠感があり、インフルエンザかもしれない」と思ったときは、無理に通所せず、事業所へ連絡して医療機関に相談してください。高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしい、水分が取れないなどの場合は、早めの受診が必要です。診断や薬の使用は自己判断せず、医師の指示に従いましょう。
発症前日から発症後3~7日間は、ウイルスを排出するとされています。療養中は外出や人との接触を控え、可能な場合は不織布マスクを着用し、換気、手洗い、タオルや食器の共用を避けるなど、周囲へ感染させない行動を取りましょう。通所・勤務の再開時期は、症状、医師の指示、事業所の感染症対応指針に基づき個別に確認します。
当事業所「ねいろ」のような生活介護事業所には、感染対策委員会のおおむね3か月に1回以上の開催、感染症対策指針の整備、年2回以上の研修と訓練などが求められています。指針には、平常時の衛生管理、健康観察、発生状況の把握、感染拡大防止、家族・医療機関・保健所・行政への連絡体制を定めます。BCP(業務継続計画)では、欠勤者が増えた場合の職員確保や優先業務も整理しておく必要があります。
マスクが苦手、体調を言葉で伝えることが難しいなど、障がい特性は一人ひとり異なります。写真や絵を使った説明、普段との表情・食欲・行動の違いの観察、換気や距離の確保などを組み合わせ、画一的な対応にしないことが重要だと感じております。
当事業所では、利用者と職員の安全、必要な支援の継続、本人の尊厳をともに守れる感染対策を進めていきます。利用時の体調や感染症対応についてご不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】