特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

エッセンシャルワーカーとして大切なこと

2023年10月10日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

突然ですが、感性というのは伸ばせないとか、感性は能力のように鍛えることはできないと考えている人も多いかもしれません。
しかし、感性のような非認知能力が訓練によって十分に高められることが研究によって示されております。感性というのは、流行りやトレンドなどに合わせてアップデートが必要なものではなく、一度身についたら一生使えるというのです。
人間関係の調整が業務に含まれる職種は特に感性の面が重要になります。これらの仕事は人工知能(AI)との共存の時代に、とても重宝される職種なのです。
仕事を進行させるために伝える立場の役職者の方たちはあらゆる角度に気を配っております。また、営業職の方や販売員の方たちも売り上げに繋げるために気を配るところは多岐に渡ります。こうした職業の方たちは感性を発揮して活躍できる側面が多いものばかりだと思います。
私もそうですが、これという専門知識やスキルがなくても感性を使った複合的なコントロール力で、あらゆる人のサポートができます。何者でもないかもしれませんが、頑張りたいと思う人の唯一の道は、感性を磨くことかもしれません。
一人ひとりが感性を磨き、全方位にアンテナを立てて、事業を運営する。そして、職員皆が団結して適切なアウトプット(支援)をし、それを半永久的に継続していくことが理想的ですね。

さて、悩みを抱えて誰かに相談したいと考えたとき、相手に負担をかけまいと思いためらう人も多いかと思います。でも、私たち、当事業所「ねいろ」が一番幸せになれるのは、人の役に立ったときではないでしょうか。
相談を受けた人は、自分が話をすることで悩みを抱えた人が安心したり喜んだりする様子を見て幸せな気持ちになります。相談することは決して負担を押し付けるのではなく、幸せな気持ちをおすそ分けする行動でもあるのです。誰かに必要とされることって、人は嬉しいものです。
お互いの気持ちに耳を傾けられるようになれば、幸せな環境が生まれます。
こうした気持ちは大切にしたいですね。
誰かに必要とされる時、人は承認され、自己肯定感も高まり、幸せな気持ちになります。本来の人との繋がりっていうのは、こういうことなのではないでしょうか。
必要とされる支援員、エッセンシャルワーカーとして常に大切にしておきたいものですね。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】