特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

メンタルヘルスの対策について

2024年2月22日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

最近、労働環境などの変化によって価値観や働き方の多様化が進んでおります。しかし、少子高齢化で労働力人口は減少しており、各企業は労働力人口を減少させて、労働力の提供者としての「人的資源」から新しい価値を生み出す「人的資本」として捉え直そうという動きが出てきております。
さらに、労働力の質の向上を通して生産性を高める戦略もとっております。
私たちも、新型コロナウイルスの感染拡大によって働き方が変化する中で、働く意義というものを再考して、より充実した働き方を実現しようとしております。
職場のメンタルヘルス対策についても新しい動きがみられております。これまでの対策としてはメンタルヘルス不調の未然防止、早期発見・対応、休業した労働者の復帰支援・再発予防が中心でしたが、これからは「いきいきと働く」ということも考えていかなければならないのです。
働く人のウェルビーイングを実現するためには、メンタルヘルスの不調だけでなく、いきいきと働くことのできる重要性が認識されつつあります。また、労働者が主体的に仕事に取り組む心理状態(ワーク・エンゲージメント)の向上と、働きがいのある人間らしい仕事(ディーゼント・ワーク)を高める対策なども必要になってくるでしょう。

メンタルヘルスとは、心の健康とも言われております。健康であるということは、身体はもとより心の問題を含めて健全であるということです。メンタルヘルスの目的は、心身ともに充実した健康状態を目指すこととも言えます。
心の不調は自分でも分かりづらく、他者からも分かりづらいことがあります。さらに、身体、心の不調というのは、誰しもがなる可能性があるのです。
例えば、仕事の要求度が高くて仕事の自由度もない、周囲からの支援もない場合、仕事によるストレスは増えていくものです。そのような時にこそ、ストレスで自分自身が自覚しやすくしておく必要があると思います。簡単に、ストレスによって自覚しやすいものを記しますので、時には立ち止まりセルフチェックしてみてはどうでしょうか。
【ストレスセルフチェック】
1.疲れやすい
2.考えがまとまらない
3.意欲や集中力がなくなる
4.気分が落ち込みやすい
5.楽しめない
6.自信を失う
7.睡眠に支障がでる
8.頭痛やめまい・吐き気が強くなる

私も、8.の吐き気がでたことがあります。いたって普通だったのですが、きっと無理をしていたのでしょう。そういう時は休息です。心身ともに休むことが大切だと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】