特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

9月はぶどう狩りです

2025年9月8日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

9月の当事業所「ねいろ」の予定表には【ぶどう狩り】と言う日がありました。みんな全員で行くことは出来ませんでしたので、2班に分けて行くようにしております。十分に気を付けて行くことを前提としながらも楽しく過ごしていただければと思います。
温暖化の影響で8月5日には群馬県伊勢崎市で国内最高気温の41.8度を記録し、7月末から8月にかけて40度を超える場所が相次いでいます。当事業所「ねいろ」でもぶどう狩りに行く際には熱中症に十分に気を付けております。気温が健康な人の体温の36~37度を超える日も当たり前になっております。例えば、汗をかくと体温を下げると言われております。皮膚の汗腺から出る汗の主成分は水で、空気に触れると蒸発して水蒸気になります。このときに気熱化と呼ぶ熱を皮膚から奪います。汗をかいた体に風が当たると涼しさを感じるのはこのためです。
しかし、温暖化で湿度や気温が高くなると汗は蒸発せずに体の熱は発散しないまま残るのです。空調機器などのない場合は、熱中症をはじめとする健康被害が相次ぐ懸念があります。特にじめじめと湿った暑さはみんなの健康や命を守るうえで大きな脅威になります。2024年の世界の平均気温は産業革命前より1.6度高くなったといいます。汗が体の熱を逃す機能を失う世界は間近に迫っていると危惧しています。高温も汗の働きを損ない、熱は温度が低い場所に移動するために気温が体温より高い場合には空気が体を温めます。暑い昼間などに冷房を使わずに扇風機を利用する人もいるかもしれませんが、熱中症対策においては気温や温度が高い風を浴びても、汗は蒸発せずに熱を体に受けるだけなのです。これでは熱中症を患うリスクがあります。
まだまだ暑い日が続いています。宮崎では特に体で感じる体感温度は湿度が大きく影響し、湿度が高いので体感温度は高く感じると思います。残暑が厳しい今年の9月はエアコンの涼しい風が当たるクーリングスポットとして当事業所「ねいろ」では無理のない範囲で利用者の方たちの体調を管理しながら活動を行っています。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】