特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

早くも増えるインフルエンザ―事業所で始めたい感染対策

2026年9月7日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

先日の大雨では皆さん何も被害等はありませんでしたか?
8月以降、線状降水帯による集中豪雨への警戒が呼びかけられています。今後も低緯度を流れる偏東風やエルニーニョ現象などの影響で台風が発生しやすい状況が続くといいます。今や日本全国どこでもかつてない豪雨の可能性があると思わないといけないのです。そう思いながら、リアルタイムで大雨や浸水などの危険性を示す気象庁のサイト「キキクル」を確認して、リスクを避ける行動をとることが大切です。当事業所「ねいろ」では予断を持たずに備えをしていきたいと思います。

さて、2026年第35週の全国のインフルエンザ定点当たり報告数は1.76で、前週の1.11から増加しました。39都道府県で前週を上回っており、当事業所「ねいろ」でも地域の流行状況を確認しながら、早めに感染対策を見直すことが重要だと考えております。
生活介護では、利用者と職員が同じ空間で長時間過ごし、食事、送迎、排せつ、活動などで近い距離になる場面があります。また、基礎疾患がある方や、自分の体調を言葉で伝えることが難しい方も利用しています。そのため、感染症を事業所へ持ち込まない対策と、発生した場合に広げない対策の両方が必要です。
基本となるのは、利用前の健康確認、手洗い、咳エチケット、換気、共用部分の衛生管理です。職員も発熱、咳、強いだるさなどを無理に我慢せず、決められた連絡手順に従います。マスクは社会福祉施設の職員などに推奨される場面がありますが、障がい特性によって着用が難しい方もいます。一律に強制せず、換気、距離、活動時間、職員側の防護などを組み合わせて対応します。予防接種についても、効果や副反応を説明し、本人・家族の意思と医師の判断を尊重することが大切です。
感染が疑われる利用者が出た場合は、落ち着ける別室や離れた場所へ案内し、体温、症状、発症時期を記録します。全職員で共有化するとともに、家族や医療機関へ相談し、使用場所の換気・清掃を行います。複数人に症状が広がった場合は、感染症対策委員会等で情報を集約し、食事や活動場所の分離、集団活動の一時中止、保健所・自治体への連絡を検討します。
心理学では、「自分たちは大丈夫だろう」と危険を小さく考える傾向を正常性バイアスと呼びます。反対に、不安をあおりすぎると、感染した人への非難や情報隠しにつながるおそれがあります。「誰が持ち込んだか」ではなく、「今から何をするか」に意識を向けることが重要です。
利用者の方たちには、「手を洗います」「次は別の部屋で休みます」など、一度に一つずつ具体的に伝えることが大切です。写真や手順表を使い、できた行動を職員が言葉で認めることで、感染対策を習慣にしやすくなるからです。
私たちは、感染した人を責めないことと、必要な対策を確実に行うことを両立し、安心して利用できる環境づくりを進めています。当事業所「ねいろ」の感染対策や体調不良時の対応について、ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】