強度行動障がいのある方への支援で大切なこと
2026年8月27日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
昨日はブドウ狩りへみんなで出かけました。たくさんの写真も撮ったりとみんなで思い思いの活動ができたと思います。天気にも恵まれましたのでとても良い思い出となりました。
強度行動障がいとは、自傷、他害、物を壊す、激しいこだわりなどの行動が頻繁に現れ、本人や周囲の生活に大きな困難が生じている「状態」を指します。病名ではなく、障がい特性と生活環境との関係によって現れる状態として捉えることが大切です。
支援で最も重要なのは、行動だけを止めようとせず、「なぜその行動が起きたのか」を考えることです。強い光や音への苦痛、予定変更への不安、要求をうまく伝えられないこと、体調不良などが背景にある場合があります。
心理学の一つである応用行動分析では、行動の前後を「ABC」で整理します。Aは行動の前にあった出来事、Bは実際の行動、Cは行動後の周囲の反応や結果です。例えば、作業を突然求められた後に大声が出て、作業が中止された場合、「見通しが持てない」「休みたいと伝えられない」といった背景が考えられます。そこで、写真や絵カードで予定を示す、活動の終わりを分かりやすくする、静かな場所を用意する、「休みたい」と伝える方法を一緒につくるなど、環境とコミュニケーションを調整します。できた行動を具体的に認めることも安心につながります。ただし、行動の理由は一人ひとり異なるため、記録を取り、本人・家族・職員・医療機関などで情報を共有することが欠かせません。
生活介護には、正式名称を「重度障がい支援加算」という報酬制度があります。強度行動障がいのある方へ専門的な支援を提供するため、研修修了者の配置、支援計画シートの作成、必要な人員の加配などを評価するものです。また、生活介護の加算(Ⅱ)は、原則として障害支援区分6かつ行動関連項目10点以上の方が対象で、要件を満たす支援に360単位/日が算定されます。加算(Ⅲ)は区分4以上かつ行動関連項目10点以上の方が対象で、180単位/日です。利用開始から180日以内や、行動関連項目18点以上の方への専門的支援には、さらに手厚い評価があります。
この加算は単なる収入ではなく、人材育成とチーム支援を充実させるための仕組みです。私たちは行動を「問題」と決めつけず、本人からの大切なサインとして受け止め、安心して過ごせる環境づくりを進めていきます。支援方法や事業所選びでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
それでは。
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



