特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

秋の行事をみんなで楽しむ―外出と運動が心にもたらす効果

2026年10月15日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

スポーツというのは、文部科学省によるとこう書かれています。
「人間の体を動かすという本源的な欲求に応えて、爽快感、達成感、連帯感など精神的充足を得る創造的な文化活動のひとつです。」
今では女性のスポーツ界での活躍、人種の垣根を越えて対戦したり、弱にひとつのチームを組んだりという光景をよく目にします。特にパラリンピックなど障がい者スポーツも広がりを見せているのでとても良いことだと感じています。
10月は、体を動かしやすく、さまざまな行事を楽しめる季節です。当事業所でも、運動会やグループ外食、インフルエンザの予防接種、ハロウィンパーティなどを予定しています。利用者の皆さんと職員が一緒に参加し、季節を感じながら楽しい時間を共有します。
運動会で体を動かすことには、体力づくりだけでなく、気分転換や生活リズムを整える効果も期待できます。心理学的にも、無理なく達成できる運動を経験することは、「自分にもできた」という自己効力感につながります。自己効力感とは、自分には行動できる力があると感じることです。勝敗や記録だけを重視せず、参加できたことや最後まで取り組めたことを具体的に認めることで、次の活動への意欲が育まれます。
グループ外食や外出は、普段とは異なる景色や音、人との関わりを経験する機会です。自分でメニューを選んで注文する、順番を待つ、代金を支払うといった体験は、意思決定や社会参加の練習にもなります。また、好きな食事を職員や仲間と囲むことで会話が生まれ、安心感や所属感を得やすくなります。
ハロウィンパーティなどの季節行事には、日々の生活に変化と楽しみをつくる意味があります。飾り付けや衣装、ゲームなどを通じて、自分を表現したり、ほかの人と楽しさを共有したりできます。楽しい思い出は「また参加したい」という期待を生み、活動への前向きな気持ちにつながります。
一方で、外出先の人混みや大きな音、予定の変更が不安や疲労につながる方もいます。そのため、写真や予定表で事前に流れを伝える、休憩場所を確保する、少人数で行動する、参加や見学を本人が選べるようにするなど、一人ひとりに合わせた配慮が欠かせません。職員の「楽しんでほしい」という思いを押し付けず、本人の表情や意思を丁寧に確認します。
インフルエンザの予防接種や手洗い、体調確認などの感染対策も、安全に行事を楽しむための大切な準備です。当事業所「ねいろ」では、できたことや楽しかったことを利用者の皆さんと分かち合いながら、一人ひとりが安心して参加できる活動づくりを進めてまいります。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】