健康経営について
2024年3月13日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
ワークライフバランス志向や在宅勤務など、近年の働き方の変化により会社と社員とのエンゲイジメント(つながり・帰属意識)の在り方を模索していかねばならないと思っております。その中でも、特に職員同士が「称賛しあう」ことにより、日々の仕事のやりがいや誇り、仲間や会社への愛着心を育むことになるのではないでしょうか。
直接言葉に出してお礼を言うことは、社内コミュニケーションの活性化につながります。また、周りからの称賛によって、自分を認めてもらっていると実感して、相手や事業所内との信頼関係が深まっていくのではないかと思います。
ある研究によると、人間の脳はポジティブな気分のときに最もよく働くようにできていると分かっております。「ありがとう」という感謝の贈り合いを通じて、職員や事業所内にポジティブな気分が行き渡れば、支援の向上につながることも期待できると思います。感謝や称賛の贈り合いが組織文化として形成されれば、職員は気持ちよく働けるはずです。
当事業所「ねいろ」では、これからもお互いの働きに感謝しあう社風を取り入れていければと思います。
また、当事業所「ねいろ」は男性よりも女性の方が比率的に多い職場です。働く女性が増える一方で、女性特有の健康課題により職場で困ったり、キャリアを諦めたりする女性もいると聞きます。今後は当事業所「ねいろ」もそうですが、女性の健康課題にどのように向き合っていくかが課題となると思います。
健康は個人的な問題であって、個人で対処すべきだという考え方があります。しかし、健康課題についての職場の理解があるかどうかは、女性などの働きやすさやモチベーションを大きく左右すると思います。
経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」にはこう記載されております。
女性の健康課題、放置による経済損失は年に3.4兆円。
今は各企業が人的資本経営の重要性を意識しております。企業と個人の関係は対等なものになりつつあります。人的資本経営では「誰もがそれぞれの能力を最大限に発揮できる環境づくり」が基本です。よって、職員の健康管理はその土台となるものなのです。
女性だけでなく、男性特有の健康課題もありますが、男女問わずに各々の能力を伸ばすために事業所としてどのようにすればよいのかを考えていく必要があると思います。
当事業所「ねいろ」の職員の方たちがみんな女性と男性それぞれの健康への理解を共有化して最適な形で支援や業務に従事して、時には分業していければと思います。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。