良い支援を行うためには、先ずは良い睡眠から
2024年7月16日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
皆さんはご存知の方も多いかと思いますが。。。
人間の睡眠は90分周期のサイクルで構成されております。この各サイクルはノンレム睡眠(浅い眠りから深い睡眠)、レム睡眠(深い睡眠)から成り立っています。
特に重要なのは、最初の2~3サイクルにおける深いノンレム睡眠だと言われております。就寝の最初を特に質の高い睡眠時間として確保することが大切だと思います。
日々の仕事では、私たちは自分自身が体調管理の徹底をしていつでも身体と脳を最適なコンディションにしておくことが大切です。その中でも質の高い睡眠というのは、創造性や集中力、判断力を向上させるのに重要なのです。睡眠の質を向上させることで、次の日の仕事で良いパフォーマンスを実施する。
これが支援をする人として当たり前なのだと思います。
睡眠環境で最適とされる温度は、18~22度です。睡眠中は体温が0.5度低下します。この温度帯が体温低下を促進して深い睡眠を誘導するのです。
入浴は就寝の2~3時間前にするのが理想的なのはご存知かと思います。入浴直後は体温が上昇しますが、その後は緩やかに低下します。この体温低下が睡眠を促進するのです。
また、ストレス管理も睡眠の質向上に不可欠なことです。特に効果的なのはマインドフルネスです。これは私も行っています。この瞑想法は、現在の瞬間に意識を集中させて、判断せずに観察することが基本です。10分間の実践でも、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げて、副交感神経系を活性化させる効果があります。
このように、質の高い睡眠で、翌日に影響することが分かっています。
夏場は暑さによる疲労や睡眠不足、食欲不振などに陥りやすいです。冷房が効いた屋内と外との温度差が大きく、自律神経にも負担がかかります。この夏に体力が落ちてしまうと、風邪などを引きやすくなります。夏風邪は咳などによる飛沫感染より、手を介した接触感染が多い傾向にあります。いつも以上に手洗いを心掛けてタオルなどの共有は避けるようにしましょう。また、脱水にも気を付けなければいけません。熱が出ると脱水が進むので十分な水分摂取を心掛けたいところです。発熱や下痢があるときは水分と電解質を補う経口補水液がおすすめです。
当事業所「ねいろ」の【感染症マニュアル】にも定めておりますが、風邪は通常、数日から1週間ほどでピークを越えます。なかなか良くならずに、悪化するようなら他の病気の可能性があるので、かかりつけ医に受診をおすすめします。
今、特に多いのが手のひらや足裏、口内に痛みを伴う小さな水疱ができる「手足口病」、口や喉にできた水疱が痛んで高熱がでる「ヘルパンギーナ」、発熱や喉の痛み、結膜炎が現れる「咽頭結結膜熱(プール熱)」です。
今年の夏は手足口病の流行が目立っていると言います。子どもだけでなく、大人も感染するので十分な注意が必要だと思っております。
当事業所「ねいろ」では、十分な感染予防策を講じながら、利用者の方たちに安心して過ごせる環境を提供していきます。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。