特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

感染症が流行っておりますので注意が必要です

2024年7月29日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

宮崎県内には多くの福祉サービス事業所があります。
先日の県政特集2024では、医療的ケア児の家族負担を軽減しようと、短期入所などを受け入れる事業所に、市町村と連携して助成金を交付すると記載されておりました。
事業所のうち病院が手掛ける「医療型」、福祉事業所による「福祉型」で基準額を1日当たり設けて支給するようです。県と市町村で半額ずつを負担して助成されます。医療型は現在、県内に5カ所で、県内7圏域のうち3圏域にはありません。これを8カ所に増やして、全県域に広げるとのことです。
受け入れ先が足りずに週末は断らざるを得ない時もあるようですので、このような補助金によってより良い環境整備を行っていただければと思います。

さて、コロナ対策の緩みもあってか。。。手足口病の患者が増えていると聞きます。過去10年の同期で最多を記録するなど、37都府県で警報レベルとなっております。同じ発熱を伴う新型コロナウイルスも広がっており、予防の徹底や早めの病院受診が必要だと思います。
当事業所「ねいろ」の感染症マニュアル(改訂版)にも記しておりますが、手足口病は口の粘膜や手、足などに水ぶくれの発疹ができて、熱が出る「子どもの夏風邪」として知られていますよね。飛沫や接触などによって感染して、2~3mmの発疹が出ることが多いのが特徴です。
ワクチンや治療薬はなくて、アルコール消毒がウイルスに効きにくいのも特徴の一つです。新型コロナウイルスと同様に、マスクの装着や手洗い、タオルの共有を避けるといった基本的な感染対策が必要です。
新型コロナウイルスの感染症法上の5類移行から1年が経って、感染対策が緩んでいることも流行の一因なのかもしれません。
また、子どもだけでなく、免疫のない成人も感染しやすいとのことなので十分に注意が必要です。
暑さが本格化する中、口内の発疹による痛みで食事を摂れず、脱水症状に陥る危険もあります。
場合によっては、水分とともに刺激のない薄味の食べ物で栄養を取る工夫も欠かせないでしょう。

当事業所「ねいろ」では、今年の夏も熱中症対策と同様に、感染症マニュアルやBCPに則り、気を緩めることなく感染症対策に努めていきたいと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】