特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

行動変容を促すこと

2024年10月7日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

毎年10月は「体力づくり強調月間」だそうです。
年を重ねると、転倒リスクが高まります。また介護が必要になった主な原因に骨折や転倒を上げる割合というのは7人に1人と少なくないのです。
当事業所「ねいろ」でもよく利用者の方たちと散歩をおこなっております。まずは体を動かすときの目安というものがあります。国の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に歩行かそれと同等以上の身体活動を1日に60分以上(役8,000歩以上)、高齢者は1日40分以上(約6,000歩以上)取り組むよう推奨しております。
10分あるくと1,000歩、家事などの生活活動は2,000歩に相当します。
健康状態の良さは生活を充実させるために大切なことです。さらにいえば健康であるということは人生を豊かにするためにも大事なことです。健康を意識した生活を心掛けたいですね。
暑さも少し和らいで涼しくなってくるこの時期、少し多く歩くなど運動習慣を意識することからまた始めていきましょうかね。
心理学には「行動変容」というものがあります。
これは、対象となる人の行動が変わっていくという意味です。
私たち支援員としては支援という介入を行うことで、利用者の行動を変えようとする意図があらかじめ存在すれば、行動変容を生じさせるための働きかけができ、自ら行動を起こすことができます。行動変容モデルには連続体モデルやステージモデルなど理論的な面もありますが、私たちは利用者の方が主体的に行動できるように促すことが大切だと思っております。
自らが選択した行動を尊重して、自らが選択できるような環境を作り、意思を大切にする。
これが支援では大切なことだと思います。
運動もそうです。自らの選択によって行動できるようにしていければと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】