特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

幅広く提供できるサービス【生活介護事業】

2024年11月13日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

本日の宮崎日日新聞より
2050年、宮崎県は世帯主が65歳以上の高齢者世帯割合が世帯総数の49.9%になると予測されているとのことです。本格的な高齢社会が目前に迫っております。高齢社会によって、1人暮らしの高齢者も増え続けて、暮らしを支える見守り活動などの重要性は増すばかりです。
昨今の日本では、深刻な人手不足を嘆く声をよく耳にします。国の調査によると、「仕事に就きたい」「今より働く時間を増やしたい」と希望して、実際に働ける人口というのは540万人とされております。
この希望通りに働けないという理由には、長時間労働を前提とした旧来型の働き方があります。長い拘束時間に耐えられないと仕事に就きづらくて、本来持っている能力すらも発揮できない。。。
通常の残業は25%の割り増し賃金を支払わなくてはなりません。これを50%に高めるとどうなるか。ある試算によると、25%では新たに社員を雇うよりも今いる社員に残業してもらったほうが経済的合理性があり、残業はなかなか減りません。割増率を高めることで企業は人を雇うことを選択して、それにより社員は長時間労働から解放される可能性があります。
これからは働き方の柔軟性を高めることが一つのヒントになりそうです。また、少子化によって働き手が減っていくのなら、少ない人数で仕事を行っていかなければなりません。よって、割増率の引き上げをすれば、自ずと各企業は従来の業務の改善を図り、生産性の向上や小規模経営かの選択をしてくことになると思います。
終身雇用と年功序列を前提にした働き方は子育てや介護、学びなおしなどのために一度退職してブランクが生じてしまうと、やりがいのある仕事になかなか就けません。
これからは、個々の能力とやる気を発揮できる雇用環境を築きながら人手不足と少子化に備えていくことが重要だと感じております。

当事業所「ねいろ」も例外ではありません。
当事業所のサービスは、生活介護事業です。
生活介護事業とは、常に介護を必要とする方たちに対して、主に昼間において、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事、生活等に関する相談・助言その他の必要な日常生活上の支援、創作的な活動・生産活動の機会の提供のほか、身体機能や生活の能力の向上のために必要な援助を行っております。
この生活介護のサービスでは、自立の促進、生活の改善、身体機能の維持向上を目的として通所していただき、様々なサービスを提供しながら、利用者の方の社会参加と福祉の増進を支援しております。

当事業所「ねいろ」では、ほとんどと言ってよいほど残業はありませんし、週休2日制でお休みもあります。有給休暇については本人のご希望があれば、気兼ねなく有給を取得できる環境を整えております。それは、職員あってのサービスだからです。他の業種と違い、当該サービスは業務の効率化をすれば良いというものでもありません。
また、近年の障がい福祉サービスの傾向からして書面や事務的な業務も多くなってきていることが運営指導から分かりました。こうした部分を効率化するととともに、本来しなければならない業務に注力し、業務時間内に一人ひとりの職員が全うできるようにしていければと思います。

当事業所「ねいろ」では、他産業からの転職者、経験者・有資格者、年齢等にこだわらずに幅広く募集をしております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。施設見学も可能ですので。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】