特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

産福共創というの考え方

2025年10月9日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

当事業所「ねいろ」の魅力といえば。。。
残業なしで、直行直帰あり。昇給は毎年あります。ボーナスも7月と12月に支給しております。さらに、処遇改善一時金として7月と12月には一時金を支給しております。休みは週休二日制であり、有給も年10日以上付与される職員については、年5日以上の有給を取得しております。さらに、産休と育児休業の実績もありますので子どもが満1歳になるまでは育児休業を取得している職員もいますので安心できると思います。
また、昼食代も無料です。業務に係る研修については原則会社がその費用を負担しております。国家資格の取得を目指す場合においても、会社がその資格取得に係る費用の一部または全部を負担しています。
女性職員の役職者が多いのも特色の一つでしょう。
私が働く法人・事業所はこういったところが魅力的なところだと思っております。
昨日、人材確保に活かす福祉広報研修を受講した際に、自法人の魅力について記載して紹介する機会がありましたのでお伝えしたところでした。
やはり、どの他事業所の方たちも人員不足については苦慮しているようでした。また、AIへの対応としては私たちの業務はエッセンシャルワーカーとしてAIでは代替できない職種とされていますが、これからは創造性とイノベーション力が大切になってくるとのことです。さらに、教育の重要性として福祉業界においてもクリティカルシンキングやデジタルリテラシーの観点を持つことが挙げられております。
私たちの業務は誇れる仕事です。
軸をしっかり持っておくこと、そしてやり続けることがとても重要なのです。モチベーションとは、裏を返せば「腹をくくる。覚悟を決める。」とも言えます。宮崎県内の福祉業界、それぞれの市町村、地域の持続可能性のために繋がりを持って事業を運営していくことがとても大切だと感じております。
今回の研修では、100mを9秒で走るトレーニング方法が素晴らしいのか。。。いや、自己ベストを出すためには、自分の身体を、メンタルを、行動特性を知ることが大切なのだということを学びました。
これからは正解探しではなく、【正解づくり】なのだということかもしれませんね。
「産福共創」という言葉があります。
介護・福祉の業界は低賃金と人手不足がとても深刻な状況となっております。事業所が保険外サービスで収益を上げることができれば、保険サービスも含めた体制の維持につながるとの見方もあります。保険外のサービスの普及にあたっては、産業界と自治体を含む福祉関係者が連携する「産福共創」の考え方が重要になるといいます。たとえば事業者が高齢者の身体機能や認知機能について十分に理解できないまま商品を開発してしまったら、収益に結びつないといったケースになるでしょう。しかし、要支援・要介護者のプランを立てる地域のケアマネジャーの方たちは、できるだけ公的保険サービスだけで支援しようとする傾向があるのです。利用者の方が介護・福祉サービスを使わないと基本報酬をもらえないのが一因と考えられています。さらに、保険外サービスを組み合わせて事故が起きたときの責任の所在も問題となるからです。
愛知県豊明市では、事業者も参加して高齢化に伴う地域の課題について話し合う場が設けられているそうです。こうした交流の場を増やしていけば、自動車メーカーが乗り合い型の送迎サービスを開発するといった成果が生まれたりするかもしれませんね。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
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生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】