特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

人権を尊重するということが根底にあります

2025年9月22日

こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

当事業所「ねいろ」は利用者の方一人ひとりに寄り添い関心を向けて、その人が必要とする支援を個別的に考えていることが事業所の特徴です。いわゆる過不足のない支援ということが出発点といえます。
支援者として、私たちは常に人権の尊重と言う言葉を考えなければいけません。
人を思いやる気持ちなくして支援というのはできません。
でも思いやりってとてもあやふやで恣意的なものです。だから支援においては嫌になっても、こちらの余裕がなくなっても、思いやりが持てなくなります。思いやりを持つということは必要でありますが、そこの根底にあるのは人権なのです。支援というのは人権の尊重のために行うものです。ぞの人権とは、自分の大切さと共に利用者の大切さを認めるという考えの概念なのだと思います。人は生まれながらにして持っている権利が人権なのです。
障がい者権利条約にはこうあります。
すべての障がい者によるあらゆる人権及び基本的自由の完全かつ平等な享有を促進し、保護し、及び確保すること並びに障がい者の固有の尊厳の尊重を促進することとあります。
当事業所「ねいろ」では、支援のいかなる局面においても人権の尊重を求めています。
しかし、支援する人も人間です。日々ストレスを抱えたり、その対処をしながら生きています。他者の支援ばかりに気が向いて、自分自身をおざなりにしてしまうと、バーンアウト(燃え尽き症候群)してしまいます。利用者の方たちを日々支援している支援者には特有のストレスや困難もあります。よって、支援者に対する支援というのも、支援から支援を受ける人にとっても重要なのだと感じています。

それでは。

〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】