感染症の予防及びまん延の防止等に関する取り組みについて
2025年9月24日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
宮崎県の新型コロナウイルス 感染状況を見てみますと。。。
1医療機関あたりの全国平均が8.43人に対して、宮崎県は17.93人と全国1位となっております。ちなみに、前年の宮崎県の感染状況は2.78人であり大幅に増加しているように感じます。今やマスクの着用をしている方たちも珍しくなってきていますが、新型コロナウイルスが変異した「ニンバス」が流行拡大しているもようです。主な症状としては、激しい喉の痛み、発熱、せき、息切れ、疲労、吐き気などです。重症化するリスクは従来の新型コロナウイルスと変わらないとされていますが、患者数が増えていることから注意が必要です。このニンバスでとりわけ目立つ症状が喉の痛みで、欧米諸国ではカミソリ刃の喉と呼ばれており、カミソリを飲み込んだような強烈な喉の痛みがあるとして注目されています。
日本国内で流行している背景の1つは猛暑が続いて締め切った部屋で冷房をつけて換気が悪くなっていることがあげられます。それに加えて、夏休みなどの行楽シーズンを迎えて、人の移動がが活発になって感染に気づかずに旅行などをして感染が広がっていることが考えられています。暑さが続いて免疫力が低下しているとの指摘もあります。ここ数年、新型コロナウイルスは夏と冬に流行する傾向があります。過去の感染者数も推移をみると、夏場の流行は9月初旬から中旬頃まで続いています。この変異ウイルスの流行もしばらく続く可能性があるので十分に注意が必要です。
やはり、手洗いや消毒、マスクといった従来の感染対策が役に立つようです。喉の痛みなど体調に異変を感じましたら無理をせずにゆっくりと過ごしてほしいと思います。
令和6年4月1日より、感染症(食中毒)の予防及びまん延の防止等に関する取り組みの徹底を求める観点から、事業者の取り組みとして、➀感染対策委員会の定期開催及び結果の従業者への周知徹底、②指針の整備、③定期的な研修・訓練の実施が義務化されました。
当事業所「ねいろ」でも9月は感染症に関する研修とシミュレーションを実施しています。委員会については3か月に1回以上、研修においては年2回以上、訓練(シミュレーション)も年2回以上と大変厳しく義務化されました。このことから、感染対策の重要性が伺えます。
私たちの支援業務については、食事の介助、排せつの介助、入浴介助、洗濯、日中の活動や行事、面会や外出、送迎など多岐に渡ります。今後は冬に向けて感染者を出さないように・拡大させないように、感染対策を徹底しながら提供できるサービスの検討を行うこともあるかもしれません。そのためには平時の対応・対策、発生時の対応等を規程されている内容を基に訓練を行い、行動していきたいと思います。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
カテゴリーcategory
事務長の独り言post blog
事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。