特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

事業所も含めての支え合いが大切です

2023年10月23日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

新型コロナウイルスやインフルエンザ、発熱などがここにきて流行っております。本日の当事業所「ねいろ」でも朝から2人の利用者の方が体調不良とのことです。
先週末、今年一番の冷え込みでしたからね。十分に体調管理に気をつけていただければと思います。
夜間や休日の病気やケガで困る人は少なくないと思います。救急車を呼ぶほど深刻ではなさそうですが、外来窓口が開く平日の朝まで放置してしまうのは不安だと思います。
高齢化を背景に救急車の出動件数は年々増加しているようです。総務省消防庁によると、急病で搬送される患者の4割強は軽症者が占めているようです。夜間・休日の医療相談サービスは患者や家族の不安を解消するだけでなく、患者のトリアージ(救急度判定)を通じて救急車の不要な出動を減らす効果があります。実際、ファストドクターの往診事例では、相談前に救急車の利用も考えていた患者の93%が実際には救急搬送の必要がない状態だったといいます。夜間・休日サービスも要請すれば往診してくれるとは思わずに、あくまで症状次第で要否が判断されます。その点は皆さんも十分に理解しておいた方が良さそうですね。
しかし、ある特性のある方たちにとっては軽症でも心配になるかと思います。特に精神的な部分という人のこころの動きは脳の働きや遺伝子だけでは決まるものではありません。人と人との交流で気持ちが大きく変わることは皆さんが体験しているはずです。
そうしたこころの健康のためには、脳や外見だけの働きだけでなくそれぞれの人が置かれている環境まで考える必要があると思います。
私たちは、常日頃から利用者の方たちと接して、毎日お変わりがないかということも含めて支援しております。少しでも体調の変化がみられた場合は、常に保護者の方へ報告も行っております。
体調不良の場合は、私たち当事業所「ねいろ」も一緒に支え合っていくことが大切なのかもしれませんね。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】