若年性認知症の人は約7割が職を失っています
2024年4月18日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
本日から当事業所「ねいろ」の求人にご応募いただきました方たちの面接が始まります。順次面接のご連絡を差し上げていきますので、お越しの際は十分に気を付けてお越しください。お待ちしております。
楽しんで仕事ができればもっとイノベーションが溢れて、きついなどといった苦痛を解き放てるかもしれません。また、私たちは人と人とのつながりがあって初めて支援という仕事ができます。関係者の方々や協力していただいているパワーパートナーの方々に感謝し、自らの仕事に誇りを持っていただければと思います。
2050年代、今後は新入社員が今より2割減る見通しとなっております。これからは年功序列など伝統的な日本型経営というのも見直されていくでしょうね。
当事業所「ねいろ」では、頑張っている人が報われる会社・事業所でありたいと思っております。出来ないこと・人だけに目を向けるのではなくて出来ること・人が大いに評価されて報われる会社・事業所でないといけないと感じております。
さて、皆さんは認知症と聞いてどのようなイメージを持っていますか?
今、働き盛りで若年性認知症を発症する人も少なくないようです。日本医療研究開発機構の調査によると、認知症は65歳未満でも2018年時点で3万5,700人いると推計されています。
このような中、私たちはどう対応していけば良いのか。。。認知症を抱えながら働くには本人の工夫のほか、当事者の長所を発揮しやすい仕事を調整するなど周囲のフォローは不可欠だと思います。本人の努力だけでは限界があります。私たち周囲の配慮というのが大切なのです。
【認知症の方に多い症状とその対応】
・集中力が続かない
この場合は、定期的に休憩を取ってもらったり、集中が必要な作業は一定時間にするなどの対応が適切でしょう。
・目的地までに迷ってしまう
経路を示したカードを携帯してもらったり、周囲の写真を撮って同僚や家族に連絡を取れるようにすることが大切です。
・予定を忘れる
携帯のアラーム機能に予定を打ち込んだり、メモ機能の活用したりすることが対応の一つです。しかし、アラームだけだと、なぜ鳴っているのか忘れてしまうため必ずメモを入力等しておくことが大切です。
働くということは、必ず誰かの役に立っているということです。
さらに、社会から必要とされている証です。
認知症の方でも働ける職場にするには、周囲の配慮と理解、業務の工夫と細分化、私たちが出来ることはたくさんあると思います。
認知症になると新しい人間関係や職場環境に適応することが苦手になる場合もあります。しかし、そうした時でも会社を休職せずに出来るだけ働ける環境を整えてあげることがとても大事だと思っております。休職しても症状が安定するということではないらしいのですからね。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。