5Sの定義
2025年3月6日
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
突然ですが、皆さんはサウナによく入りますか?
私はあまりサウナには行きませんが、知り合いなどはよくサウナに入って整ったーなどと言っております。このサウナですが、医学的な効用というのがあるみたいですね。
まずは、疲労回復です。そして、ストレス解消、肩こりや冷え性の改善、睡眠の質を良くして血圧を下げる効果があるようです。また、アメリカの研究によると、サウナによく入る人は心筋梗塞や認知症のリスクが低くなることも分かっております。
皆さんがよく聞く「ととのう」と言う状態。これは、頭がスッキリして集中力が高まる一方で、身体は脱力してリラックスしている状態のことを言います。自律神経バランスの急激な変化や快楽ホルモンであるβエンドルフィンの放出などが関係していると考えられています。自律神経には、緊張時に働く交感神経と、リラックス時に働く副交感神経があります。「ととのう」という瞬間が訪れるのは、きっとサウナと水風呂から出た直後の休憩(外気浴)中なのです。それまで交感神経が優位だったのに、休憩時に副交感神経周囲に切り替わります。その急激な変化が原因らしいです。身体にも負担のかかることもありますので、安全のために正しい入り方を確認して利用しましょう。
さて、厚生労働省の推計によると、介護職員は40年後に約57万人が不足するとのことです。人材の確保に向けて、他産業の動向を踏まえた賃上げや処遇改善の必要性は大きいものになるでしょう。
政府が推し進めている【生産性の向上】というもの。ICT化や業務改善、効率化を進めることが求められ、難しいことをしなくてはならないと思う人も少なくないでしょう。
当事業所「ねいろ」が来年度から取り組むべき課題として、【5Sの定義】があります。
ムリ、ムダ、ムラの原因には、以下の4つがあります。
1.戸惑い
自分では判断がつかずに悩んだり、思いあぐねたりすることです。対策として、手順や業務のやり方が一目で分かるようにしておくことがあります。
2.間違い
ミスなどから、仕事をやり直すことです。
対策として、正しいものを選択できるようにすることがあります。
3.思い出し
久しぶりに行う業務を思い出しながら行うことです。
4.探す
書類などがどこにあるか分からず、探すことです。
3.4.とも、対策として、誰でも分かるように整然と並べて表示することが必要となります。
このように、5Sに取り組む目的としては、バラつきを軽減し、仕事を安定させ、それがサービスの質の向上、そして生産性の向上へ繋げることとしています。戸惑い、間違い、思い出し、探すを減らし、仕事のバラつきを排除します。それが、仕事を安定化させるのです。
今後、当事業所「ねいろ」が行う【5S活動】を進めていき、良い意味で変わった場合にはこちらで報告いたしますね。成功事例を皆さんにお示しできますように。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。