人にやさしいという視点が大切です
2023年4月27日
皆さん
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。
本日の宮崎日日新聞より
2021年度の宮崎県の公立小中高と特別支援学校におけるいじめの認知件数が前年比で1,298件減り、9,443件だったと県が報告しております。これは県と学校の未然防止の取り組みが充実したことを挙げています。今やいじめも巧妙化しており、SNS等の指導の仕方などはあるところによると、教育委員会が弁護士会に勉強会を開催してほしいと要望しているらしいのです。
SOSを出しやすい環境づくり、SOSに気づく環境づくりや各学校へのスクールカウンセラー配置なども提案されたみたいですね。
教師という学校の先生方は毎日忙しく、先生の働き方改革なども論ぜられています。学校の先生方の抱えている業務に加えて、部活動や保護者への対応など大変だと思います。また、教師という職業に魅力を感じていなくなっているのか、担い手不足も懸念されております。
私はもっともっと外部などの民間からこの担い手不足解消のために採用やアウトソーシングを行っていくべきだと思います。先生方の負担を減らし、やるべきことに集中していただく。そして、生徒一人ひとり目が行き届く指導をしていただければと思います。
さらに、学校という体質にも問題があると思います。認知件数とは?隠ぺい体質ですのでね。表に出ていないいじめも多くあると聞いております。このように、臨床心理士や弁護士ら専門家がいじめ未然防止について議論を重ねていじめや差別を根絶してほしいと願っております。
私にはまだまだ知識もありませんが、このような問題に対して真摯に向き合っていきたいと思っております。
さて、教員の方たちも人手不足ですが私たち福祉業界でも人手不足は否めません。
2020年の総人口1億2,615万人
2070年の総人口 8,700万人推定
厚生労働省の試算では、医療・福祉分野の人手は2040年時点で96万人が不足するとされております。少子化の加速は社会のあらゆる仕組みに影響を与えることになりそうです。職種別では、介護サービスで2040年に必要な労働力の25.3%が不足するらしいです。医師や看護師、薬剤師などの保健医療専門職、ドライバー、建設も人手不足に陥り、高齢者がデイサービスに行ける日数が減ったり、災害で壊れた道路が放置されたりする恐れがあると言います。
岸田政権が打ち出した「異次元の少子化対策」はこれから、児童手当の拡充など、具体的な法案や財源の確保などの作業に入るみたいですが、バラマキとも言える金銭的な面だけでは不十分だと私は感じております。特に、エッセンシャルワーカーの一つである福祉サービスは人手不足により十分なサービスが受けれない利用者の方を絶対に出してはなりません。そう思っております。
選ばれる事業所にしていくことはもちろんのこと、職員が退職をしない社風づくりにも力を入れていかなければならないと感じております。職員一人ひとりの負担を減らすべく、DXの導入なども視野に入れていかなければなりません。
私たちの仕事は人と人です。この「人にやさしい」という視点が大切だと思います。
最近よく聞くワードについても、「サステナビリティ」と「人」です。
私個人的なことをお伝えすると、仕事をする上で大切にしているものがあります。それは、まずは従業員とその家族を守ること、そして協力会社やパワーパートナーを大切にすること、現在の利用者の方とこれからの利用者の方を大事にすることです。
皆さんから選ばれる事業所にすべく、ウキウキワクワク出来ることを続けていけたらと思っております。
当事業所では若干名ですが、求人を行っております。もしよろしければ覗いてみてください。
福祉サービスはとても楽しいですよ。さらに言えば、うちの職員の方たちはとても良い方たちばかりですよ。
https://www.npo-neiro.jp/wp-content/uploads/2023/04/20230406172424.pdf
それでは。
事務長 なかにし の独り言でした。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。