差別・虐待のない社会の実現に向けて
2026年7月27日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
人の命を能力や遺伝的な特徴によるいわゆる「優劣」で選別するような考え方を【優生思想】といいます。日本でも旧優生保護法が掲げられていました。この優生思想の広がることはありませんが。。。この考えに潜む危険なことは、人の価値を働けるかどうか、病気や障がいがあるかどうか、生産性が高いかどうかなどの基準で測られることです。
すべての人間の尊厳は等しい
この考えではなくなってしまうのです。すべての人は、生まれて良い命と生まれるべきでない命を決めることはできません。このような考えを排除し、人としての尊厳を守るということは基本的な考えだと私は思っています。どれだけ技術が向上しようとも、命というものを選別しない、病気や障がいのある人の存在を否定しない、本人の意思と権利を最優先する、これが基本的な考えでなくてはいけないのです。当事業所「ねいろ」での経営理念にもこうあります。
特定非営利活動法人Re・Life は、利用者一人ひとりに寄り添い、誰もが分け隔てなく「人として当たり前の生活を当たり前に送ることができる社会」の実現に努めます。そのために、特定非営利活動法人としての使命を自覚し、健全で活力あふれる障がい者福祉事業を推進します。
私たちは事業活動を通して、意識のなかに優生思想のような考え方が深く根を張らないよう、共生社会を目指していくということが使命だと感じています。
今から10年前に相模原市の知的障がい者施設で起きた殺傷事件は、共生社会の在り方を見直す契機となったような気がします。当該施設は事件の後、地域社会から切り離された郊外の旧来型大規模施設との批判が高まりました。戦後、国は施設への収容を軸にして障がい者福祉の政策を進めた経緯があります。国の補助金によって山間部などに大規模な入所施設が建設されたのはこのことからです。1970年代になると、障がいの有無にかかわらずお互いに支え合い地域で暮らすノーマライゼーションの考え方が徐々に広がり、国も生活の場を地域に広げる形で地域以降を掲げて1989年にグループホームを制度化したのです。これは、地域社会での共生をより重視するようになったことを意味しています。今やこのグループホームは年々増え続けており、厚生労働省によると全国の利用者は約22万人となり、10年前と比べて倍増しているのです。
福祉業界も人手不足が顕著になってきていますが、当事業所「ねいろ」では今いる職員と今いる利用者の方たちとこれからの利用者の方たちと一緒に地域移行を支えていく福祉人として、【差別・虐待のない社会の実現】という大きな課題を解決していければと思っております。
それでは。
〒880-0022
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。



