特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

大切な人へ

2023年5月18日

皆さん
こんにちは。

宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

皆さんには大切な人や大切にしたい人がいるはずです。
家族や友人、恋人など自分にとって大切にしたいと思える人がいると思います。
そういった人たちに想いを伝えて自分が何ができるか?とか考えたことはありますか。

先日、ある方のラブレターとも言える文書を目にすることがありました。
そこには、その人なりに自分の想いを書き記しておりました。短い文でしたが、端的で非常に分かりやすく自分の気持ちをその文面いっぱいに表現しておりました。
素敵という表現が正しいのか分かりませんが、私にはその人は素敵な人だと感じました。
自筆で書かれたものというのは非常に心温かいものです。ラブレターそのものには、前向きな表現しかありません。
「楽しみにしてます」「頑張ります」「いつもありがとう」
私は、その人みたいに素直に表現したいなと心から思いましたね。
大切な人へ想いを伝えることは美しいと思いました。

感情とは、「喜怒哀楽」のことで、情動とは「激怒・喜悦・恐怖・悲観」であると言われています。
基本感情説によれば、感情というのものは人間にとって生得的に備わっているとされております。特定の刺激を知覚すると生じ、特異的な反応(固有の表情・姿勢を表出)と結びついており、通文化的普遍性があると主張されております。これは、喜び、哀しみ、楽しさ、驚き、恐れ、嫌悪、憎悪などです。
この基本感情を出発点にして「感情概念(喜び・怒り・哀しみなど)」を獲得していくのです。

感情とは、そこにおける瞬時の適応的な判断や動機づけや行動を導いたり、個人にとって重要な事象に対する効率的な学習を可能にしたりします。また、特異な顔の表情などを通して相手に情報を伝え、より効果的なコミュニケーションを取ることができます。
また、具体的な行為を伴って自他の利害バランスや関係性の是正・調整などに重要な働きをしたりします。

素直に感情を表現できることは、感情表現の度合いに関わらず「ウェルビーイング(Well-being)」の視点からも必要不可欠なものだと思います。
みんなが個々の感情をその人なりに表現できると良いですね。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】