特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

正しい「道」へ導くことのできる支援員

2023年6月21日

皆さん
こんにちは。

宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

線状降水帯など聞きなれなかった言葉が日常的に聞こえるようになりました。突然の大雨や頻繁に起こっている地震の備えが大切だと感じております。
大地震に備えて食料や水を備蓄している人の割合が発表されました。
2022年40.8%
5年前の前回調査から4.9ポイント減ったようです。
この自助の取り組みは大事だと思います。当事業所「ねいろ」でも約3日間分の水と食料を備蓄しております。災害は多くの人たちが報道で見聞きするだけで、災害の防災意識の高まりというのは得られにくくなっているのではないでしょうか。
今一度、一人ひとりの危機意識を高めて防災教育にしっかりと取り組み、そして万全な備えをしていかなければなりませんね。

さて、近年ウェルビーイングなどの言葉をよく聞くことが増えました。
フランスの哲学者アランの幸福論にはこうあります。
「幸福はいつもわれわれから逃げていくものだ、といわれる。ひとから与えられた幸福を言うのなら、それは正しい。与えられた幸福などというものはおよそ存在しないからである。しかし、自分でつくる幸福は決して裏切らない。」
人は困難などに遭遇すると、それを乗り越えようとします。そして自分以外の誰かに頼ります。すべてのことを自分一人で出来ません。より詳しい人や力になってくれる人は必ずいます。
うまくいかない時って誰しもがあります。
頼りたい時に気軽に話せる環境さえあれば、皆で包括的な支援が行えます。
私たちは福祉の専門家です。
利用者の方たちが必要としている「道」へ正しく導けるような支援員でありたいと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】