失敗が許容される事業所でありたいですね
2023年8月16日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。
障がい福祉サービスの運営では、令和3年の報酬改定に伴い、新たに追加された事項については、令和4年4月より努力義務から義務に切り替わっているものもあります。
下記事項が未実施の場合は令和5年4月より減算の対象となっております。
1.感染症予防・まん延防止対策(令和6年3月31日までは努力義務)
委員会の設置、指針の整備、研修・訓練の実施(令和6年3月31日までは努力義務)
2.業務継続計画
業務継続計画の策定、研修・訓練の実施、業務継続計画の定期的な見直し
3.虐待の防止
委員会の設置・開催、研修の実施
4.身体拘束等の適正化
委員会の設置・開催、指針の整備、研修の実施
5.ハラスメント対策の強化
方針の明確化、相談体制の整備
当事業所「ねいろ」では、1.2.については策定はしておりますが、今年度までに確認を今一度行い、研修や訓練計画を立てていこうと思っております。
3.4.5.については、昨年度より実施しております。
5.ハラスメント対策の強化について、〇ック〇ーターという会社が問題になっております。
当事業所「ねいろ」ではホームページ内の【情報公開】にてパワーハラスメントのトップメッセージを発信しております。私が思うに、怒ると指導とは全く別物なのです。感情が入っているのと入っていないことに違いがありますが、相手が委縮するような発言や言動はあってはなりません。公認心理師というのは、「医師の指導の下」という原則が業務上あります。このように、指導とは教えてもらったりすることであり、相手に威圧感を与えたりすることではありません。
「失敗を奨励することが必要である」
今の世の中で挑戦を求められるのは、若い人たちばかりではありません。人生100年時代、リスキニングなどの言葉が飛び交い、人材育成や再教育への話題をよく耳にします。生産年齢人口の減少も大きな要因の一つでしょうが、限られた人材への投資が今重要視されております。
人を大切にしない会社はいずれ淘汰されていくでしょう。
個人のマインドセットとともに、会社や組織の文化や働く環境が変わらなければならないと思います。
誰しもが恐れずにその事実に向き合うことが大切です。そして、それが万が一皆がノーだとしても、失敗とは別物なのです。
完成は停滞であり、成就しないことが前進を生みます。さらに、挑戦し続ける姿は美しいと思います。人は皆挑戦しなければいけないとは少し違いますが、人は自分が決めたことには挑戦できますし、失敗というのを負うことができます。
しかし、命令など人から押し付けられたり自分で決めていないことはどうでしょう?
自分はその挑戦を自分でやると決めたのか、自分で決めたと思わされていないか、そのように自問しながら今日も仕事します。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。