特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

当事業所「ねいろ」で規則正しい生活を送ることができます

2024年5月27日

こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

当事業所「ねいろ」では毎日通所していただいた際に、バイタルチェックを行っております。何気ないことかもしれませんが、このバイタル測定は、利用者の方たちの目に見えない表情や感情など表れないものを示す健康チェックを行うためにとても重要なことだと位置づけております。いつもとは少し違った変化を数値で確かめることは大切ですよね。
例えば、高血圧の診断基準があります。これは普段の生活環境で測る家庭血圧では135以上(上の血圧)85以上(下の血圧)となっております。該当することがあれば、75歳未満の成人の人の場合、125/75まで下げることを推奨されております。
血圧は多少高くても、通常は自覚症状はほとんどないと言います。よって、放置してしまう人も少なくないのです。高血圧の状態が長く続くと様々な病気を発症する恐れがありますので、かかりつけ医や当事業所「ねいろ」の嘱託医に相談することをお勧めします。
また、ストレスや睡眠不足は、自律神経の交感神経を刺激して抹消の血管を収縮させることで血圧の上昇につながりますので注意が必要です。このように、バイタルチェックだけでも背景にあるものや普段と違うこと、連絡帳などの申し送りの内容の確認などと体調の変化に気づけることがたくさんあるのです。

当事業所「ねいろ」に通所いただけることで、先ずは規則正しい生活をすることができます。規則正しい生活をしようとして早寝早起きを心掛けるようにと頑張ってもなかなか一人では続かないですよね。
それは、早く寝ようとしても身体にその基準が出来ていないからだとも言われております。
いつも寝ている時間の2時間前くらいからは、睡眠禁止ゾーンと呼ばれる覚醒度の高い状態になって寝つきが悪くなることがあります。それでも寝ようとしれば、かえって寝付けなくなってしまいます。
たとえ寝る時間が遅くなってしまったとしても、朝は決まった時間に起きて太陽に光を浴びることが大切だと思います。睡眠時間が短くなって疲れると考えられますが、太陽の光を浴びると一定の時間が経過すれば眠気が出てくるので、規則正しい生活が送れるようになるのです。
当事業所「ねいろ」では朝決まった時間にお迎えにあがります。なかなか早起きは難しいかと思いますが、少しずつでも生活のリズムを整えて太陽の光を浴びて、しっかりとご飯を食べて、帰宅されましたらゆったりと時間を過ごして、眠くなったら床に入るようにしていただければと思います。
ぬるめのお風呂に入ることもお勧めです。どうしても眠れなくなった場合はいったん起きて、眠くなってきたところで床に入れば良いのです。
当事業所「ねいろ」での活動が規則正しい生活を促し、適切な睡眠に繋がればと思います。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】