要配慮個人情報の取り扱いについて
2024年10月29日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
当事業所「ねいろ」ではインフルエンザ予防接種を令和6年11月15日(金)に実施します。嘱託医が事業所に来てくれて予防接種を行います。利用者の方たちや職員全員が対象となっております。
事前に予防と対策を図り、みんなが安心して利用できることが何よりですので。
新型コロナウイルスワクチンの定期接種も10月から始まっております。65歳以上と60~64歳の症状が重くなるリスクが高い人が対象となっております。国の補助による定期接種は25年3月末までです。公費の補助がある定期接種は65歳以上と60~64歳の症状が重くなるリスクが高い人が対象となっております。対象外の人も、基礎疾患があるなど重症化リスクが高い人は接種を勧めているようです。
これは参考までに。
ワクチン接種によって健康被害が起こった場合、法律に基づき国による救済が受けられます。また、障がいが残った場合は障がい年金、死亡した場合は葬祭料や死亡一時金が給付されます。
24年4月時点で新型コロナウイルスのワクチンは4.3億回超接種されました。この救済制度で受理した申請というのは約1万2,200件で、このうち8,300件弱は被害が認定されているようです。
自己負担額も自治体によって無料から約7,000円と幅がありますので、接種の有無は個人やご家族の判断に委ねられるところがありますね。
私たちは利用者の方たちの個人情報というものを適切に取り扱わなければならない立場でもあります。先日の「実地指導」でもこの個人情報保護という点は厳しく指導しているような感じがしました。
例えば、利用者の方たちの個人情報が記載されたファイル等は適切に保管し、施錠できる書棚に保管する必要があります。
「要配慮個人情報」というものがあります。
これは、個人情報保護法第2条3項に基づくものです。
①人種、②信条、③社会的身分、④病歴、⑤犯罪歴、⑥犯罪被害歴、⑦その他本人に不当な差別や偏見など不利益が生じうるもの とされております。
第三者への情報を開示する場合には、利用目的を明確に、開示内容の範囲を明確にして示し、本人の同意を得る必要があります。ただし、例外もあります。それは、人の生命、身体または財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき等と定められております。
個人情報というのは、細心の注意を払い取り扱う必要があります。多職種連携で社外の専門家の方たちへの情報共有、事業所内での情報の共有化、パソコンなどに保存されているデータ等、様々な形で個人情報が飛び交っておりますので、今後もしっかりと個人情報等については適正な取り扱いを行っていきたいと思います。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。