専門職としての学び
2024年11月6日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。
本日から新しく一緒に仕事をしていただく看護師の方が出社してくれております。慣れていくまでの間、緊張や気づかい等あると思いますが、長い目で仕事をしていただければと思っております。
私たちのような仕事は、専門職と呼ばれております。そして、私たちの行っているサービスは、障がい福祉サービスの「生活介護事業」です。
この生活介護事業は、障がい者支援施設その他の以下に掲げる便宜を適切に供与することができる施設において、入浴、排せつ及び食事等の介護、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他必要な援助を要する障がい者であって、常時介護を要するものにつき、主として昼間において、入浴、排せつ及び食事等の介護、調理、洗濯及び掃除等の家事並びに生活等に関する相談及び助言その他の必要な日常生活上の支援、創作的活動又は生産活動の機会の提供その他の身体機能又は生活能力の向上のために必要な支援を行います。
【対象者】
地域や入所施設において、安定した生活を営むため、常時介護等の支援が必要な者として次に掲げる者
(1) 障がい支援区分が区分3(障がい者支援施設等に入所する場合は区分4)以上である者
(2) 年齢が50歳以上の場合は、障がい支援区分が区分2(障がい者支援施設に入所する場合は区分3)以上である者
(3) 生活介護と施設入所支援との利用の組合わせを希望する者であって、障がい支援区分が区分4(50歳以上の者は区分3)より低い者で、指定特定相談支援事業者によるサービス等利用計画案を作成する手続を経た上で、市町村により利用の組合わせの必要性が認められた者
[1] 障がい者自立支援法の施行時の身体・知的の旧法施設(通所施設も含む。)の利用者(特定旧法受給者)
[2] 法施行後に旧法施設に入所し、継続して入所している者
[3] 平成24年4月の改正児童福祉法の施行の際に障がい児施設(指定医療機関を含む)に入所している者
[4] 新規の入所希望者(障がい支援区分1以上の者)
障がいのある人も普通に暮らし、地域の一員としてともに生きる社会作りを目指して、障がい福祉サービスを運営しております。
今後は、厚生労働省が制度化した「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施」などに基づき、福祉も一体的にサービスを行っていくようになるかもしれません。これまでの行政は、介護の分野であれば介護予防を行う介護保険担当部局、住民の健康づくりを行う保健衛生担当部局、健診を行う広域連合が、それぞれ制度・財源に対応して事業を実施しておりました。
しかし、行政の縦割りシステムの弊害がありますが、これからは包括的な保健サービスを提供していく必要があります。
現状のままでは、専門的な知識を有する有資格者の方たちや業務に従事している人たちが一体的な実施というものに携わっていくことは難しい状況にあると思います。
リスキリング(学びなおし)によって、私たちはこれからも医療・介護・福祉について連続性の中で一元的に行っていけるように、そしてサービスを求めている方たちにより良いサービスを提供できるように知識の習得をし続けていくことが必要なのです。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。