特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

令和7年2月21日(金)から新しく職員が加わります

2025年2月13日

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 」ねいろ の なかにし です。

これからの事業経営は、安定と継続を優先しがちだったこれまでの考え方を振りほどき、もっと市場を意識して「効率と成長」を目指す経営へと変化していく、などと最近は聞きます。
付加価値の高い事業を切り開くために欠かせないのは、人への投資だと思います。また、低収益の事業は思い切って手放す覚悟や強みのある事業で成長を目指す「選択と集中」が必要になってくると感じております。
福祉の業界も同様に、強みである事業に集中していくことが、これからの経営には大切なのかもしれません。
しかしそれも、利用者の方たちが望むものなのか。。。選ばれる事業所であるのか。。。現在の職員でやっていける事業なのか。。。など、課題はたくさんありますので、「今ここに」集中して来るべきその時に向けて堅実に運営していかなければならないのだと考えさせられますね。

令和7年2月21日(金)から、一緒に仕事をしてくれる仲間が来てくれることになりました。
当事業所「ねいろ」を選んでいただき、心から感謝申し上げます。
キャリア理論にはこうあります。
組織で働く職員がはしごを順々に登るように、その専門性を磨き、キャリアアップできるようにしたシステムのことを「キャリア・ラダー」と言います。また、キャリアの選択する時に、個人が最も大切にする価値観や欲求のことを「キャリア・アンカー」と言います。言い換えると、職務の遂行にあたって、何が得意なのか、何によって動機づけられるのか、そして仕事を進める上で何に価値を置いているのかについての自分自身の認識のパターンなのです。
それとは逆に、組織内でキャリアアップの可能性に行き詰まり、仕事に対するモチベーションが低下することがあります。これを「キャリア・プラトー」と呼んでおります。そうならないためには、キャリアの変化に対する適応力、いわゆる「キャリア・アダプタビリティ」が大切なのです。
豊かな人生を送るためには、1つの側面だけに焦点化せずに、複数の側面のバランスをとることが重要です。人のキャリアが職業だけでなく、年齢や場面、役割など様々な側面を持った集合体であるという概念「ライフ・キャリア・レインボー」を当事業所「ねいろ」の職員は知っていていただければと思います。

G.E.Mayoはこう言っております。
1920年~1930年代にかけて、照明条件や作業時間などの労働環境要因が生産効率に与える影響についての研究を行いました。しかしその研究では、労働環境の良し悪しと生産能率の関連というのは見出せませんでした。この研究によって分かったことは、労働者たちのインフォーマルな【人間関係】が作業の士気を高め、それが生産能率に影響を与えるということが明らかになったのです。
よって、組織の人間関係を重視する視点というのが重要とされたのです。

当事業所「ねいろ」では、その【人間関係】は良好な職場だと思っております。
安心していただければと思います。
改めて令和7年2月21日(金)から、職員一同よろしくお願いいたします。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿
【公認心理師】【社会福祉士】【精神保健福祉士】