特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

【一人1受講運動】を行っています!

2023年5月9日

皆さん
こんにちは。

宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

本日、「地域生活支援拠点事業」の登録申請を行ってきました。
地域生活支援拠点等の取り組みは、宮崎市、国富町、綾町の宮崎東諸県圏域で実施しております。
国は拠点等が担う5つの機能として、次のようなことを記しております。
1.相談
2.緊急時の受け入れ・対応
3.体験の場・機会
4.専門的人材の確保・養成
5.地域の体制づくり
地域の実情に応じて必要な機能を整備するものとしており、宮崎市は従来からの取り組みを踏まえて医療的ケア児等の支援を含めて整備を進めていくとのことです。
このことから、当事業所としてはこれらの機能を担う事業所として登録をすることにしました。具体的には以下のような機能を果たしていくことになります。
1.相談
コーディネーターを配置し、緊急時の支援が見込めない世帯に対して必要なサービスのコーディネート等を行う機能
2.緊急時の受け入れ・対応
介護者の急病や障がい児・者の状態変化等による緊急時の受け入れ対応を行う機能
3.体験の機会・場
障がい福祉サービスの利用や一人暮らしの体験の機会・場を提供する機能
4.専門的人材の確保・養成
専門的な対応を行うことができる体制確保や人材養成を行う機能
5.地域の体制づくり
地域の社会資源の連携体制の構築等を行う機能
6.医療的ケア児等の支援
医療的ケア児等の支援が総合的に提供できる体制の構築等を行う機能

生活介護事業である当事業所においては、3.体験の機会・場を提供する機能(地域移行支援や親元からの自立等に当たって、共同生活援助等の障がい福祉サービスの利用や一人暮らしの体験の機会・場を提供する機能)を担うことになります。
後日通知書が届き、市のHPにもアップされますので、取り急ぎご報告まで。

さて、当事業所 ねいろ では毎年、「一人1受講運動」と題しまして、宮崎県社会福祉研修センターが行っている研修の受講を勧めております。社会人、組織人、福祉人としての基本的な姿勢や知識、技術、理念、職業倫理に関する研修を受講して、福祉職員の自己成長を促しております。
また、社会福祉事業に従事する者の確保を図るための措置に関する基本的な指針が見直され、新たに告示された「新福祉人材確保指針」において、福祉従事者の資質向上を図るための「キャリアアップの仕組みの構築」が重要であるとされております。
もちろん、処遇改善加算を取得している当事業所でも、この研修受講を掲げておりますのですべてが繋がっているのです。
新任職員、初任者、中堅職員、チームリーダー、管理職員が受講対象者となっており、それぞれに求められる職員像が示されております。
福祉のニーズが増大、複雑多様化する中で、私たち「生活介護事業所 ねいろ 」は福祉従事者として資質の向上を常に図っていくことは重要なことだと思っております。
研修に掛かる費用については、会社で全額負担し存分に研修を受講できる体制を整えておりますので、職員全員が1つ以上の研修を受講してもらいたいですね。

それでは。
事務長 なかにし の独り言でした。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】