特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

本当の意味での自立ってなんでしょうか

2023年6月23日

皆さん
こんにちは。

宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

当事業所「ねいろ」には制服はありません。
これは開所当初からですね。職員のみんな自由な服装で業務に従事しております。もちろん、動きやすい服装ですが、決まった制服などはありません。
何度か制服の支給をした方がよいかと尋ねましたが、自由な服装で構いませんとのことでした。
これは私はとても良いことだと思います。個人個人の判断に任せて支援や仕事のしやすい服装で仕事を行う。制服など支給することは可能ですが、このように自由な服装で仕事が出来るってとても良いと思います。髪の毛の色も特に決まり事はありません。私も洋服などに興味がありますので、いつかは自分の好きな服を着て仕事していきたいです。
ルールのないのがルールみたいな感じでしょうか。自由だと先ず責任感が生まれます。そして、その責任感が個々の成長を促します。
私が思う自由とは責任を持つということだと思っております。しっかりと自分軸を持って、強い意志を持って仕事をしていれば良いのかなと思います。自由には責任が付きまといます。それを理解して当事業所「ねいろ」の職員は仕事をしてくれているはずです。
一人ひとりが多様で柔軟な働き方が出来るように選択出来る事業所でありたいですね。

さて、先日研修に行った時に「本当の自立とは?」と考える時間がありました。
当事業所「ねいろ」は自立支援を行いながら生活介護事業という障がい福祉サービスをしております。
【自立スキル】
自分で出来ることと出来ないことを判断できる
【ソーシャルスキル】
出来ないことについて他の人に援助を求める
要は、社会参加が出来るかということがカギだと思いました。
利用者の方たちには、自由な選択と決定を保障し、私たちや保護者の方も可能であれば情報を得たりする役割になり、時には助言者となり、私たちや保護者の方以外の相談相手も時には必要かと思います。
そういったことが本人の自己決定力と相談力を育てるのではないでしょうか。
体制作りと環境ですね。これが必要かつ大切だと感じました。

これぐらい出来ていないとダメだよね。。とか、人の価値にどこか線を引いてはいけないと思います。
【マイクロアグレッション】
ありふれた日常の中にある、ちょっとした言葉や行動や状況であり、意図の有無にかかわらず、特定の人や集団を標的とし、人種、ジェンダー、性的指向、宗教を軽視したり侮辱したりするような、敵意ある否定的な表現。加害者はたいてい、自分が相手を貶めるようなやりとりをしてしまったことに気づいていないのが特徴です。

それでは。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】