多様性(ダイバーシティ)が認められる社会にしたいです
2023年7月19日
皆さん
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。
先日、ある悲しいニュースがありました。面識は全くないのですが。。。何とも言えない悲しい気持ちになりました。
性の種類には、からだの性とこころの性、そして好きになる性の3つがあるそうです。
【からだの性】
生物学的に男性か女性かを指す身体的な性別です。
【こころの性】
本人が自認する性別のことで、性自認(ジェンダー・アイデンティティ)と言われております。
【好きになる性】
性愛の対象がどの性別に向いているのかを意味しており、性的思考(セクシュアル・オリエンテーション)と呼ばれております。
では、LGBTっていうのはどういう意味なのでしょうか?
L : レズビアン(女性に心と身体が惹かれる女性)
G : ゲイ(男性に心と身体が惹かれる男性)
B : バイセクシュアル(男性と女性の両方に心と身体が惹かれる人)
T : トランスジェンダー(からだの性とこころの性が一致せずに、違和感のある人)
日本においては、このような方たちを受け入れる環境が整っておりません。
ゲイの男性の約半数が「ホモ・おかま・おとこおんな」といった言葉でいじめられたことがあるといいます。また、それを親にカミングアウトもできず、一人で抱え込んでおります。最悪の場合。。。自死も考えてしまった人も半数以上いるという結果が出ております。
このような方たちの多くは、同性愛に対する不合理な嫌悪や社会的な抑圧のある文化によって、敵意・差別・暴力の対象となった経験をしております。こうした社会で生活をすることは、恒常的なストレスを与え、身体的・精神的な不調をもたらします。
つまり、「生きづらさ」を抱えているのです。
私たちは、どう配慮してどう対応して、支援すればよいのか。
セクシュアリティについてのカミングアウトをどのように受け止めるべきか。
みんなが自分自身のこと、特に性に関することを上手く話せるわけではありません。よって、相手の話を最後までしっかりと聴くことが大切だと思います。
性的マイノリティの方の中には、自分のセクシュアリティを受け入れてもらえるか不安に感じている人も少なくないと思います。
「話してくれてありがとう」と安心させる言葉を伝えてあげられればと思います。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。