特定非営利活動法人Re・Life

事務長の独り言blog

事務長、走り込み始めたってよ

2023年7月21日

皆さん
こんにちは。

宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。

日本では、自立して生活できる「健康寿命」が男女とも右肩上がりになっております。
厚生労働省によると、2019年の健康寿命は下記のようになっております。
男性は72.68歳
女性は75.38歳
健康寿命の延伸などを背景にして65歳以上の就業者数も年々増えているそうです。
これを見て、私は思いました。やばい。。。あと30年切っている。
生涯現役で働きたいと思っておりますが、健康でなければ働くことなんて出来ません。
ものすごく駆け足で仕事して、早送りで毎日を送っていこうと決意した日でした。
先日、コロナに罹患してしまい、それからどうも頭が重いというか痛いというか調子が良くないというか、絶好調ではないんですよね。
でも、そんなの関係ねーでバリバリ仕事していきます。

ある会社のお話です。
期間雇用で採用されたAさん。
期間満了に伴い、契約の更新手続きを取ろうと新しい労働条件通知書を渡したところ
Aさん「もっと給料上がらないですかね?」
「給与体系については、経験や知識、年齢、資格等を勘案して決めているので」と返答しましたが、実際は期間雇用の時から5,000円の昇給はしておりました。
後日、Aさんから退職願が提出されました。
しかし、連休明けの火曜日に突如、社長宅へ「退職願いの撤回をお願いしたい」との申し出がありました。
社内で協議の上、本人の同意の下に約1ヶ月の期間延長の契約を結びなおしました。
私が伝えたことはこれだけです。
「私も誰よりも早く出勤して誰よりも遅くまで仕事をして、這いつくばっていた時期がありました。それでも腐らずに今を一生懸命に、そして目標と目的を持って1年後、3年後、5年後と自分が成長すると共に会社に寄与できる能力を高めていましたよ。だから、この1ヶ月Aさんも今できることを最大限やって悔いのないようにしてください。」
「応援してますからね。」
レジリエンス支援というのは、その人自身に備わっているリカバリーを目指すための復元する力を高め、生活や人生における困難や試練にもあきらめずに前向きに対処していくとを支援します。本人側の要因としては、試練に直面しても希望を捨てないこと、良い意味で開き直ること、自分や周囲の人を信じる事、他の人のために労することなどを支えていきます。また周囲の人は、本人に敬意をもって接することや電話や訪問で定期的に接触すること、親身になって相談に乗り出来る支援を惜しまずに、緊急時のスムーズな対応などが本人のレジリエンスを高めることに繋がります。
人には、深く関わらなくても備わっている力があります。よって、私はAさんの持っている力を信じることにしました。
1ヶ月後にどのように気づき、変化しているのでしょうか。温かく見守りたいと思います。

さてさて、昨日から私。。。3㎞ほどのランニングを開始しました。
来たるマラソン大会に向けて、これから準備をしていきます。
全力で走り抜き、全力で駆け抜けたいと思います。

それでは。
どうでも良い独り言でした。

宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生活介護事業所 ねいろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】