当事業所「ねいろ」の一職員として
2023年7月31日
こんにちは。
宮崎市大橋にあります「 生活介護事業所 ねいろ 」の なかにし です。
先日、ある研修を受講しまして支援者としての心構えというか専門職として勉強になるところがありましたので是非とも皆さんと共有化を図りたいと思います。
私たちは多くの方たちからお話を聴いたり、相談を受けることがあります。このような時に、私たちは相談者の方が自己を振り返り、ゆとりを得て、相談者の方をあるがままに受け入れることが大切だと思います。
私たちは、信用して相談できるように「開かれた心・開かれた姿勢」であることが必要です。そのためにも、私たちは自分自身の余裕(技術的な面・時間の確保)をもっておかなければなりません。
コミュニケーションをとる場合は、言語的な部分だけでなく、非言語的な部分も意識しておかなければなりません。非言語的な部分とは言葉によらない身振り手振りなどを表します。
相手の受け取り方をイメージして、外見、話し方、表情や視線を気にします。そうすることで相手も少しは安心してくれるのではないでしょうか。
対人距離というものがあります。これは話し相手が不快に思わない距離のことを指します。適度な距離というのは、手を伸ばしても当たらない程度と言われております。また、テーブルで話すときには、出来るだけ斜め側に座るとか、様々なことを意識しながら聴くことが大切です。
この聴く力を高めるためには、受容、共感、支持、尊重から生まれると言われております。そして、本当に聴いていることを示すためには、受け応えがうまくできているかということです。非言語的な部分でいえば、うなづきや相づちはしっかりと聴いていることを相手に伝えることができます。
私たちの仕事は、対人援助です。
よって、人間関係で大切なこと、相手の話を聴くということを大切にしなければいけないと思います。先ずはしっかりと聴くこと。聴いて理解して、反応をすること。そして、相手の立場に立ち、相手の心のなかで起きていることに注意をむけることが重要だと思います。何より、話を聴く時には非審判的な態度でなければいけません。それは、非難せずに評価や判断をしないということです。
そういった基本的な姿勢を今一度考えながら、今日も従事します。
それでは。
宮崎県宮崎市大橋二丁目167番地
特定非営利活動法人Re・Life
生 活 介 護 事 業 所 ね い ろ
事務長 中西 茂寿【公認心理師】【社会福祉士】
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事務長プロフィール
公認心理師、社会福祉士を保有する事務長です。